トルコン太郎

【トルコン太郎】ヴェルファイアAGH35W CVTオイル全量圧送交換 埼玉県さいたま市から

埼玉県上尾市 トルコン太郎設置店 オートサプライ鈴木です。

今回のブログは、トルコン太郎を使用したCVTオイルの圧送交換の様子をご紹介します。

 

ご紹介するお車は 平成30年式 AGH35W トヨタヴェルファイアです。

トルコン太郎によるCVTオイル全量圧送交換とCVT洗浄・オイルパン洗浄・ストレーナー交換、トランスファオイル交換、リヤデフオイル交換のご依頼です。

 

オートサプライ鈴木のトルコン太郎施工のため、埼玉県さいたま市よりご入庫いただきました。

数あるトルコン太郎設置店の中から、オートサプライ鈴木をご指名いただきまして誠にありがとうございます。

車両情報

車名 ヴェルファイア メーカー トヨタ
型式 DBA-AGH35W グレード V
初度登録年月 平成30年7月 入庫時走行距離 50,527km

 

現在の走行距離は50,527kmです。

 

走行距離が5万kmですが、オイルパン洗浄とストレーナー交換も実施します。

 

 

走行試運転と、外部診断機による故障コードチェックは良好です。

 

事前チェックが済みましたので、早速作業を開始します。

 

 

車両をリフトで水平に持ち上げます。

 

 

アンダーカバーを外して、ATFを排出します。

 

 

 

 

オイルパンからの抜取り油のサンプルを採取します。

 

 

オイルパンを取り外します。

オイルパンを外すと、内部はご覧のようになっております。

 

ソレノイドを洗浄します。

洗浄前後で色が変わったのがお分かりいただると思います。

 

 

バルブボディーを洗浄後、ペーパーウエスでふき取り洗浄作業完了です。

 

ご覧の通り、新品同様に洗浄ができました。

 

 

取り外したストレーナーと新品ストレーナーです。

 

 

新旧比較です。

 

 

Oリングも新品に交換です。

 

 

トルクレンチを使用して、新品のストレーナーをメーカー規定トルクで締め付けします。

 

 

オイルストレーナー取付完了

 

続いてオイルパン洗浄です。

 

オイルパンには、AT内部で発生する鉄粉を回収するためのマグネットが装着されています。

 

 

鉄粉付着量を確認するため、鉄粉を指で一部除去します。

 

 

この程度の鉄粉付着量でした。

 

 

マグネットを外して、オイルパン底部を拭き取ります。

 

 

 

汚れ具合はこの通りです。

 

 

オイルパンを洗浄し、マグネットは新品交換します。

 

 

洗浄後のオイルパンの様子です。

取り付けした後は、見えなくなる部分ではありますが、手を抜くことなく新品同様になるまで洗浄します。

 

 

油量調整のためのオーバーフローチューブは新品交換です。

 

 

オイルパン取り付けボルトも新品を使用します。

 

 

トルクレンチを使用して、オイルパンボルトをメーカー規定値で締付します。

 

 

 

ドレンプラグとガスケットも新品交換です。

 

 

オイルパン取付け完了です。

 

いよいよトルコン太郎を接続して初期補充、圧送交換です。

 

トルコン太郎を接続します。

 

施工実績1,000台のノウハウがありますので、最適な箇所、方法で接続します。

 

オイルパンから抜けた量+αの新油を充填します。

画像は、抜取り油と新油の比較です。

 

 

初期補充の後、エンジンを始動するとヴェルファイアのCVT内部からオイルがトルコン太郎のクリーナーモニターへ流れてきます。

 

 

抜き取り油と比較すると、若干ですが赤味を帯びているのがわかります。

黒くて濁っていますが、5.5リットル分の新油の洗浄作用はありますので、30分間のクリーニングを実施します。

 

クリーニングタイムをとってからAT内部の洗浄を目的とした1回目の圧送交換を開始します。

 

1回目の圧送交換が終わりました。

 

抜取り油と比較すると、透明感が復活しているのが分かります。

 

 

新油の洗浄作用を使って30分間のクリーニングを行います。

 

次の2回目の交換が最終の仕上げ交換になります。

 

トルコン太郎内のオイルを入れ替え準備します。

 

オーナー様の選択は、ワコーズCVTFプレミアムS。

 

 

 

「滑らかな変速フィーリング」と「高い動力伝達能力」を両立したハイスペック・ハイパフォーマンスオイルです。

 

CVTオイル交換をご依頼いただくお客様から絶大な人気を誇る当店人気ナンバ―1のCVTオイルです。

 

2回目の圧送交換の準備完了です。

 

30分のクリーニングを終え、最終交換スタートです。

 

 

2回目の圧送交換が終了しました。

 

新油の透明感が完全に復活しました。

 

 

最後にレベル調整用に1.0リットルの補充をして、トルコン太郎を切離します。

 

 

作業完了時のCVTオイル温度は65.0℃でした。

 

 

ATF圧送交換終了後は、強制冷却です。

 

なぜ、冷やすのか?

それは、オイルは温度によって体積が変わるからです。

 

正確なフルードレベル調整を実施するためには、メーカーの指定する温度の時に、指定する量に調整する必要があります。

 

 

強制冷却の間、同時にご依頼いただきましたトランスファオイルとリヤデフオイル交換を実施します。

 

トランスファオイルから交換します。

 

 

オイルの抜取りです。
CVTオイルやエンジンオイルと比較すると、透明度もありキレイにみえますが、茶色く変色しています。

 

 

ドレンプラグのマグネットには鉄粉が山盛りになっていました。

 

 

鉄粉はご覧の通りです。

 

 

ドレンプラグ、フィラープラグをキレイに洗浄します。
ガスケットは新品に交換します。

 

 

使用するオイルです。
ギヤオイルもワコーズです。

 

 

ワコーズWR7590Gです。
CVTFプレミアムSのギヤオイルバージョンのような位置づけになります。

 

 

ギヤオイルもハイパフォーマンス・ハイスペックオイルを使用します。

 

 

フィラープラグから、オイルを注ぎます。

 

 

オーバーフローしてきたらフィラープラグを取り付けして交換完了です。

 

続いてリヤデフオイル交換です。

 

デフオイルの抜取りです。

トランスファオイル同様、こちらも茶色く変色していました。

 

 

ドレンプラグの鉄粉はトランスファの約2倍量です。

 

 

 

キレイに洗浄して、ガスケットは新品交換です。

 

 

デフオイルもワコーズWR7590Gを使用します。

 

 

デフオイル交換の完了です。

 

 

ギヤオイルって、交換しても体感できないことが多いのですが、ハイスペック・ハイパフォーマンスオイルの場合は体感できるんですね。

 

 

トランスファオイル、リヤデフオイル交換を実施後、しばらく待ってからCVT温度を確認すると22.5度まで下がっていました。

 

作業再開です。

 

温度の確認には、外部診断機を使用します(画像は強制冷却後で22.5℃)。

 

 

油温検出モードに移行して、基準温度になるまで待ちます。

 

 

基準温度でオーバーフロー、サンプルを採取します。

 

メーカーの基準温度は、通常5~10℃くらいの幅があります。

その間で調整すれば良いということですが、当店では、より正確なフルードレベル調整を実施するために、ある温度をピンポイントで狙って調整しています。

 

 

 

ピンポイントで温度を合わせたら、オーバーフロープラグとガスケットを交換して作業完了です。

 

 

今回も、完璧なフルードレベル調整ができました。

 

 

CVTオイル交換後は、必要な初期化と学習を忘れずに行います。

 

 

CVTオイル交換、ビフォアー・アフター

 

 

CVTオイル交換後は、走行試運転と外部診断機による故障コード確認。

当然ですが、問題ありません。

 

 

 

今回のブログは、AGW35WヴェルファイアのCVTオイルをトルコン太郎を使用して全量圧送交換する様子をご紹介しました。

 

20系ヴェルファイアだけでなく、アルファード10系、20系、30系の施工実績も多数ございます。

そのすべての車種において、今回のブログ同様の作業が可能です。

 

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ATF/CVTオイルの取扱種類も豊富にございます。

お気軽にお問い合わせ、ご依頼ください。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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