トルコン太郎

【トルコン太郎】スバルフォレスターHV SKE 走行距離8千KMのCVTオイル圧送交換 神奈川県横浜市から

スバルフォレスターハイブリッド SKE

令和元年式の新車です。

 

リニアトロニックCVTオイルと前後デフオイル交換のご依頼です。

 

神奈川県横浜市からお越しいただきました。

オートサプライ鈴木へご入庫いただきありがとうございます。

 

 

入庫時の走行距離は8,729KM。

 

新車のならしが終わったところでしょうか。

 

 

今回の入庫は6か月前の問い合わせから始まりました。

 

初めまして。
ホームページを見ましてメールさせて頂きました。

この度、人生初の新車を購入しまして納車待ちです。
車両は、SUBARUのSKEフォレスターハイブリッドです。
自分で調べた結果、
メーカー推奨シビアコンディション時での40,000㎞毎交換時にオイルパン洗浄等フルコースで交換するか、
20,000㎞毎でオイル交換していけば大丈夫なのか、
金属粉の巻き上がりを考えると答えが分かりません。
オイル自体もフォレスター純正の方が良いかハイトルクの方が良いのか分かりません。

オススメの交換サイクルと費用を教えて下さい。
宜しくお願いします!

 

なんと、新車の納車待ちの方からの問い合わせです。

 

走行距離が10万KMを超えて交換する方や、過走行でAT/CVTに不調がでてから交換を検討される方が多いなか、なんと新車、しかもまだお車が手元にない状態からCVTオイル交換のご相談でした。

 

いつものお問合せとは本気度が異なりますので、おすすめの「CVTオイル交換サイクル」、「オイルパン・ストレーナーのメンテナンスサイクル」、「純正オイルから社外高性能オイルへのアップグレード」など、ひと通りのご提案をさせていただきました。

 

 

 

その後、何度かメールでのやり取りを経て、新車の納車後8,729KM走行後(初めてのお問合せから6か月後)のご入庫となりました。

 

今回のご依頼内容は以下の通りです。

  • リニアトロニックCVTオイルの交換
  • 前後デフオイルの交換

 

 

納車から半年、まだまだ新車同然のお車です。

 

CVTオイルもデフオイルもメーカーが推奨している走行距離はしばらく先になります。

 

今回のオイル交換の目的は、「劣化したオイルの交換」ではなく、新車時に充填されている「スバル純正オイル」から「高性能オイルへの交換」です。

 

走行距離が少ない状態から高性能オイルへ交換するメリットは多々あります。

  • 新車の性能・コンディションを長く維持できる。
  • CVTやデフ内部の摩耗や損傷を最小限に抑えることができる。
  • CVTの寿命が延びる。
  • 10年10万KM走行してもCVTやデフ内部の劣化が最小限。

他にもいろいろありますが、いずれも、新車で購入した方のみの特権です。

 

事前チェック

入庫したお車は、いきなりオイルを抜いたりはしません。

交換前の状態を念入りにチェックします。

 

まずは走行試運転です。

 

オートサプライ鈴木の周辺を5~6分走行して調子を確認しておきます。

 

走行試運転の結果は全く問題ありません。

いつも10年10万KMを超えている車両の施工が多い中、新車の走行試運転は快適そのもの。

 

診断機を接続して故障コードの確認をします。

 

こちらも全く問題ありません。

 

それでは作業にかかります。

CVTオイルの交換

リフトを使ってフォレスターハイブリッドを持ち上げます。

 

エンジンの後方にCVTミッションがあります。

 

リニアトロニックCVT+ハイブリッドモーターです。

 

フォレスターとトルコン太郎を接続。

 

トルコン太郎接続時に交換前のオイルを採取しておきます。

 

エンジンを始動すると、トルコン太郎の真ん中のモニターにフォレスターのCVT内部のオイルが流れ込んできます。

 

新車から8,729KM走行したオイルはすこし透明度が落ちている程度でした。

 

まったく問題がないレベルですが、高性能CVTオイルへアップグレードするため純正オイルは今日で引退です。

短い間でしたがお疲れ様でした。

 

 

さて、ここからはトルコン太郎を使用してCVTオイルを交換していきます。

 

より完全交換をするためには、全量+αを使用して交換する必要があり、全量の1.2~1.5倍量を使用して圧送交換をしていきます。

 

 

スバル車に搭載されている「スバルリニアトロニックCVT」はCVTオイル全量が約12リットルと非常に多く、今回のフォレスターは15リットル使用して交換することになりました。

 

 

交換に使用するオイルは、ワコーズ最高性能CVTオイル「ワコーズCVTFプレミアムS」

 

通常、交換後の変化を体感しにくいCVT車ですが、このオイルは交換後の変化がしっかりと体感できます。

 

発進加速がスムーズになるだけでなくエンジンも静かになり燃費も向上します。

まさにアップグレードに最適なプレミアムCVTオイルです。

 

圧送交換スタート

新車から8,729KMでの交換ですので、プレ洗浄なしの一発交換になります。

 

それでは圧送交換スタートです。

15リットルの交換が終わりました。

 

圧送交換が終わるとトルコン太郎の真ん中のモニターにフォレスター内部に流れているCVTオイルが流れ込んできます。

 

交換前に比較して、透明度が格段にあがっているのがわかります。

 

交換前の抜き取り油が入ったボトルと比較するとよくわかります。

 

純正の「スバルCVTフルードリニアトロニック2」から「ワコーズCVTFプレミアムS」へと入れ替え完了です。

 

 

フィルターの模様もくっきり見えるほどになりました

 

CVTオイル交換後は規定温度以下まで冷却します。

温度の確認には外部診断機が必用です。

 

 

規定温度に合わせてフルードレベル調整をします。

 

オイルの温度が高すぎても低すぎてもダメ。

オイルの量が多すぎても少なすぎてもダメ。

 

もちろん、異物などの混入は厳禁。

 

何かと神経を使う作業ですが、何台も施工しておりますので手慣れた手つきで作業完成です。

 

 

つづいて、同時にご依頼いただいたデフオイルの交換をご紹介します。

 

デフオイル交換

CVTオイル交換と同時にデフオイル交換もご依頼いただきました。

 

当初はCVTオイルと同じワコーズ製のギヤオイル「RG75W-90LSD」を使用する予定でした。

 

今回のオーナー様は「オイルの違いが分かるお方」です。

せっかくならより良いものをご提供したいとの想いから、入庫当日に「高性能なデフオイルがあるからお試しになりませんか」とご提案させていただきました。

 

UW-75

超高性能なギヤオイル UW-75です。

 

ニューテックギヤオイル最高性能

UW-75のUWは「ULTIMATE WEAPON

直訳するとなんと「究極の兵器」・・・です。

 

100%化学合成エステル系オイルですが、ただものではありません。

ニューテックテクノロジーにより、熱安定性、潤滑性、耐久性に大変優れた究極のギヤオイルです。

 

性能が高ければ、単価も高いです。

5,000円/1リットルと非常に高額なオイルですが、デフオイルはCVTと比較して少量しか使用しませんので、ワコーズギヤオイルで交換する場合との差額は僅かになります。

 

数万円の差額が出るCVTオイルと比較すれば僅かな差額ですが、当初予定していたワコーズギヤオイルとの差額は数千円です。

 

オーナー様の許可も無事にいただくことができ、デフオイルはニューテックUW-75に交換することに決まりました。

 

フロントデフオイル交換

フロントのデフオイルから交換をしていきます。

簡単には緩まない強烈なトルクで締め付けられているスバルCVTのドレンプラグを緩めて外します。

 

オイルが出てきました。真っ黒!というか真っ茶色!のオイルが出てきました。

 

デフオイルはここまで汚れないことが多いです。

 

新車から8,729KMのお車ですので、乗り方とかの問題ではなく、

純正オイルが低粘度なものを使用しているせいでしょうか。

 

それともエンジンパワーに負けてしまっているのでしょうか。

 

フロントデフオイルはオーバーフロー方式になっています。

 

こちらのプラグも酷く汚れていました。

 

 

パーツクリーナーで内部を洗浄しておきます。

 

外したそれぞれのプラグです。

 

ドレンプラグには針金状のスラッジが張り付いていました。

 

丁寧に洗浄します。

 

新品同様に再生。

 

全てのプラグのガスケットを新品に交換します。

 

トルクレンチを使用してドレンプラグをメーカー規定値に正確に締め付けます。

 

UW-75

いよいよ新油の補充です。

ニューテック最高性能ギヤオイル「UW-75」

 

5,000円/1リットルですので、ご覧の20リットルペール缶は100,000円です・・・。

こんなに高額なオイルが売れるか心配でしたが、取扱い開始後は約半数の5割の方から選ばれています。

 

 

フィラープラグからポンピングして補充していきます。

 

オーバーフロープラグからオイルが出てきたら適量です。

 

メーカー規定値で締め付けます。

 

フィラープラグもトルクレンチでしっかり締め付けます。

 

フロントデフオイル交換が終了しました。

 

リヤデフオイル交換

フロントデフオイルにつづいて、リヤデフオイルの交換をします。

 

車両後方から見たリヤデフです。

新車から半年のお車、下回りはとてもきれい。

 

 

フィラープラグを緩めてから、ドレンプラグを外します。

 

リヤデフもフロント同様、真っ黒、真っ茶色なオイルが出てきました。

 

ドレンプラグにはたっぷりのスラッジが吸着しています。

 

丁寧に洗浄します。

 

洗浄すれば新品同様に再生します。

 

ドランプラグをトルクレンチを使用して締付します。

 

UW-75

新油の補充です。

 

使用するデフオイルはフロントと同じ、

ニューテック最高性能ギヤオイル「UW-75」 です。

 

フィラープラグからポンピングして補充していきます。

 

フィラープラグから出てくるまで補充すれは適量です。

 

最後にトルクレンチで締め付けます。

 

リヤデフオイルの交換も無事に終了しました。

 

作業後のチェック

CVTオイルと前後のデフオイルの交換が終わりましたので走行試運転へ行ってきます。

 

 

駆動系のオイルを全て高性能化しましたので快調そのもの。

 

エンジンパワーを無駄なく、タイヤへと伝えているのを感じます。

 

 

次に外部診断機を接続して故障コードの確認をします。

 

故障コードなし。

 

これですべての作業が終了です。

 

 

朝一番のご入庫で、全ての作業が終わったのは夕方17:00過ぎ。

 

お帰りいただく頃には暗くなってしまいました。

 

 

今回のオーナー様は神奈川県横浜市から埼玉県上尾市のオートサプライ鈴木までご入庫いただきました。

 

途中の川崎市や東京都内にもトルコン太郎設置店があると思います。

数あるトルコン太郎設置店の中から弊社をお選びいただきありがとうございました。

 

 

交換数日後、お客様から交換後の報告をメールでいただきました

鈴木さん

先日は大変お世話になりました。
代車も必要無いと伝えていたのに、家族の為に用意して頂きお心遣いありがとうございました。

帰宅道中、感触を伺いながら運転してましたら、加減速及び狭い路地の右左折等とにかくスムーズになってました。
体感出来る位だから燃費も違ってくるだろうと思ってましたら、翌日嫁の運転で結構な渋滞があったにも関わらず1㎞/L位上がってました。
自分が運転しても、交換前は燃費走行で2,000回転上限で走行するには我慢が必要でしたが、交換後はグイグイ加速してってくれて全くストレス無く走行出来るようになりました。
思い切って交換して本当に良かったです!!!

とにかく今は運転するのが楽しく、早く遠出したいと思ってます。
本当にありがとうございました!!!

 

交換1か月後、お客様の声ハガキをいただきました

お客様の声

走行フィールがとにかく滑らかになった事に驚きました

おすすめ度 ★★★★★ 星5つ

先日は大変お世話になりました。

代車を必要無いと伝えていたのに子供を連れていたので使って下さいと暖かいご配慮いただきありがとうございました。

CVT、デフオイルを交換していただいてから3,000km走行しました。

まず、走行フィールがとにかく滑らかになった事に驚きました。燃費も高速走行で1~2km/L、下道で3km/L 良くなりニューテックのデフオイル(UW-75)にしたのが特に効果が出たんだと思いました。

次回の交換時にはCVTオイルもニューテック(ZZ51改)でお願いしたいので時期が来ましたら宜しくお願いします。

末筆ながら、いっそうのご躍進のほど祈念申し上げます。

 

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