今回ご紹介するお車は、マツダ アクセラスポーツXD BM2FS

SKYACTIV-D2.2 搭載車です。

 

福島県からご入庫いただきました。

遠方からのご入庫ありがとうございます。

 

現在の走行距離は72,114KMです。

 

当初、フォームからのお問い合わせでは「吸気系カーボンドライアイス洗浄」と「何度も来るのは大変なので、ATF交換やDPF洗浄も今回まとめて依頼したい」ということでした。

 

そして、入庫時の最終的なお打ち合わせにて、「あれも」「これも」と追加でご依頼いただき、最終的には世界初かもしれない?最強のエンジン洗浄とATF交換になってしまいました。

 

エンジン洗浄

アクセラに施工させていただく【最強エンジン洗浄】は、3つの洗浄機を使用します。

それぞれの部位に合わせて最適な洗浄機を使い分けていきます。

 

吸気系に堆積するカーボン洗浄には、お馴染みになりました「ドライアイス洗浄機」を使用します。

マツダSKYACTIV-D2.2 および D1.5 に対するメンテナンスを目的とした洗浄は、ここまででしたが、今回は違います。

 

新たに投入した「2台の洗浄機」を使用して、燃料系、タービン、DPF、そして、エンジン内部(オイルラインとピストンリング)を強力に洗浄することが可能になりました。

 

吸気系カーボンドライアイス洗浄

グリーンテック・ジャパン ドライアイスパワーGT-110

こちらは、エンジン専用の洗浄機ではありませんが、各種ノズルを使用してエンジンの吸気ポート、EGRバルブ等の洗浄に使用します。

洗浄物を痛めることなく、付着物のみ取り除くことが可能です。

粒状のドライアイスペレットを粉砕し、パウダー状にしてエンジンルームの洗浄にも使用します。

 

燃料ライン洗浄・タービン洗浄・DPF洗浄

wynn’s マルチサーブ

燃料ライン、タービン、DPFの洗浄に使用します。

マルチサーブは、吸気系の洗浄も可能ですが、今回ご紹介するアクセラはドライアイス洗浄機にて吸気系洗浄を実施するため、こちらの機能は使用しません。

 

エンジン内部洗浄 ECremax

IEコンサルタンツ EC-T22クリーニングシステム

当ブログ初登場のマシーンです。

エンジン内部を洗浄するマシーンは多種多様ありますが、その中でも当洗浄機はトップクラスの洗浄能力を誇ります。

どのメーカーのマシーンも、エンジンオイルを抜き取り専用洗浄液を使用してエンジン内部の洗浄を行います。

そして、ほとんどのマシーンがエンジンを停止した状態で洗浄を行うのに対し、当洗浄機はエンジンを作動した状態での洗浄が可能です

シールを痛めない、オイルをベースとした特殊洗浄液を使用しているため、アイドル~レッドゾーンまで回しながら洗浄をすることが可能です。

そのため、エンジン内部のオイルラインの洗浄は当たり前、ピストンリングに堆積したカーボンを除去し、各シリンダー間のバランスを復活させ、一定の回転域で発生するヘジテーション(不快な異常振動)を解消、または軽減することができます。

 

また、弊社では対応しておりませんが、ドライサンプ方式の車両や大型トラックなどのエンジンも洗浄が可能なハイパワー洗浄機です。

 

AT洗浄・ATF交換

エンジンの洗浄に合わせて、トルコンオイルチェンジャーを使用し、AT内部の洗浄をしながら、ATFを交換します。

エンジン洗浄により、リフレッシュしたエンジンは新車時のようなパワフルさを取り戻します。

劣化したATFが充填されているATミッションでは、エンジンの性能を発揮することができず役不足となります。

エンジン洗浄とAT洗浄は、同時施行することで新車のようなフィーリングを取り戻すことが可能になります。

JAM トルコン太郎

トルコン太郎を使用して、AT内部の洗浄とATF交換を実施しています。

走行距離によって、オイルパン内部の洗浄やストレーナー交換もあわせて行います

 

 

それでは、日本初、いや恐らく世界初であろう、ドライアイス洗浄機 × マルチサーブ × EC-T22 を使用した最強のエンジン洗浄 + トルコン太郎のAT洗浄をご紹介します。

 

今回施工する最強エンジン洗浄メニューは、オートサプライ鈴木では初めての試みとなります。

洗浄する順番も洗浄効果を考慮して検討する必要があります。

 

今回は、以下の順番で洗浄することにしました。

①燃料ライン洗浄⇒マルチサーブ
②タービン洗浄⇒マルチサーブ
③吸気系・EGR系洗浄⇒ドライアイスパワーGT-110
④DPF洗浄⇒マルチサーブ
⑤エンジン内部洗浄⇒EC-T22
⑥AT洗浄・ATF交換⇒トルコン太郎

 

それでは、作業を開始します。

 

事前チェック

まずは、いつものように走行試運転の後、スキャンツールを使用して故障コードと各ライブデーターを確認します。

 

走行距離も7万KM台ですので、数値は比較的良好な状態です。

 

マルチサーブで燃料ラインとタービン洗浄

エンジン洗浄のトップバッターはマルチサーブ。燃料ライン洗浄メンテナンスです。

 

 

使用する洗浄液はマルチサーブ専用品「ディーゼル システム パージ」です。

 

 

 

洗浄液に燃料を含んでいるため、エンジンを作動させている状態で燃料ライン洗浄をします。

洗浄液により除去された不純物は、インジェクターからリターンされる洗浄液と共にタンクへ戻ってきますが、ご覧の通り真っ黒になっています。

リターンされた洗浄液も、エンジン内部で燃焼し、排気ガスとしてマフラーから排出されます。

 

 

燃料ライン洗浄の次は、タービン洗浄メンテナンスです。

 

 

 

マルチサーブと車両との接続は、燃料ライン洗浄と同じ状態です。

 

燃料系洗浄と同様に、専用洗浄液を使用して、エンジンを作動した状態で洗浄します。

 

使用する洗浄液はマルチサーブ専用品「ディーゼル ターボ サーブ」です。

 

そもそも、タービン洗浄メンテナンスって効果あるの?

正直申し上げまして、私も施工前は、そう思っておりました。

しかし、実際に施工してみると、「エンジンのパワーアップ」と「アクセルレスポンスの向上」が体感できました。

 

次は吸気系とEGR系のドライアイス洗浄です。

 

燃料系洗浄とタービン洗浄は、その洗浄作用がEGR系統にも及ぶため、吸気系ドライアイス洗浄の前に実施してみました。

少しでも事前に堆積したカーボンを落としておくことで、このドライアイス洗浄が効率よく作業できるかな?との考えです。

 

こちらは、何度も経験しているので慣れた作業です。

 

各種ノズルを使い分け、吸気ポートやバルブに固着した煤を完璧に除去していきます。

 

 

 

マニホールドと吸気ポートのビフォアー・アフターの比較です。

 

吸気バルブは、外部から肉眼で確認ができないため、スコープ使用して洗浄具合を確認しながら作業します。

バルブ前面に固着していた煤を完璧に除去できました。

 

洗浄後は、まるで新品のようです。

エンジンの吸気ポート、インテークマニホールド、EGRバルブ類・EGRクーラー、インタークーラーが完璧に洗浄できました。

 

定番オプションの冷却水バイパスバルブと燃料フィルターの交換も実施しました。

左の交換前はプラスチック製です。走行距離が伸びてくると、破損して冷却水が漏れてしまい、最終的にオーバーヒートしてしまいます。

右の対策品は金属製になりました。(これは、サービスキャンペーンやリコールレベルの欠陥だと思いますが、どうなのでしょうか・・・)

 

燃料フィルターは走行6万KMで定期交換指定部品です。

劇的な変化はありませんが、わかる方には効果が体感できるそうです。

 

お次は、再びマルチサーブを使用したDPF洗浄です。

 

吸気系ドライアイス洗浄のオプションメニューとして、ワコーズのディーゼル2施工が人気となっております。

こちらの洗浄は、お手軽料金ですが、アッシュ(オイルの燃え残り)の除去はできません。

PM堆積物に効果があり、自動再生で除去できないPMを除去することで、エンジンのフィーリングが向上します。

 

今回施工するマルチサーブのDPF洗浄は、お手軽料金ではありませんが、強力な洗浄作業と圧倒的容量で、アッシュも溶解し排出することが可能です。

今回は、7万KM台ですので、詰まりによるトラブルはありませんが、予防的に洗浄を行います。

 

 

洗浄液はマルチサーブ専用品、「DPFクリーナー」と「DPFリンス」のセットになります。

それぞれ1.0リットルの大容量です。

 

洗浄液がDPF内部のPM堆積物とアッシュを泡とともに排出します。

 

 

 

DPFとマフラーを乾燥して完了です。

 

 

いよいよ、最強のエンジン洗浄のラストメニューです。

 

 

 

当ブログ初登場の洗浄機、EC-T22クリーニングシステム です。

 

オイルラインの洗浄はもちろん、ピストンリングに堆積する付着物の洗浄を目的とした作業になります。

施行サービス名は ECremax です。

 

 

次回ブログにて、EC-T22クリーニングシステムとECremaxについてご紹介いたします。

 

ブログ公開まで今しばらくお待ちください。

 

ここまでご覧いただきありがとございます。

 

 

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