平成18年式 トヨタ エスティマ ACR50W

走行距離100,000KM

埼玉県内からご入庫いただきました。

 

リフレッシュ整備のご依頼です。

整備する内容は、

サスペンション一式交換

フロントロアアーム交換

フロントハブベアリング交換

リヤアクスルビームブッシュ交換

ブレーキパット交換

ディスクローター研磨

ブレーキキャリパーOH

ブレーキホース交換

スパークプラグ交換

以上です。

新車から12年経過、走行距離100,000KMということで

大規模な修繕をしてもう数年乗りたいとのことでした。

 

作業の内容が多いのでパート1、パート2でご紹介します。

それではパート1からいきます。

 

フロントサスペンション交換

エスティマエンジンルーム

ワイパーを分解してフロントカウルを全て外します。

 

カウルを外す

50系エスティマのフロントサスペンションを交換する場合は

これを外さないとサスペンション上部の取付ナットにアクセスできません。

 

ストラット取り付け部

カウルを外してやっと作業できます。

 

ストラット

ナックル連結部分も取り外しておきます。

 

ストラットが外れました。

スプリングコンプレッサーを使って分解していきます。

 

分解できました。

 

ダストブーツは切れてしまっています。

12年、10万km走行すれば切れて当然です。

 

交換するパーツ。

スプリング以外全て新品に交換します。

 

スプリングを縮めた状態で組み立てします。

 

そして、車に組み付けてフロントサスペンション交換終了。

 

続いてロアアームの交換です。

取り付け部分のゴムの劣化は避けられません。

 

サスペンションだけ新品に交換しても

この部分も交換しないとバランスが崩れてしまいます。

 

ロアアーム本体は頑丈な鉄でできていますので、本来はアーム交換の必要はありませんが

ブッシュ部分だけ単品での部品供給がないため丸ごと交換になります。

 

 

ロアアームとナックルをつないでいるボールジョイントも同時交換します。

 

続いてハブベアリング交換。

見た目は悪いですが内部のベアリング自体に不具合はでていません。

このまま乗り続けることも可能です。

 

しかし、今回のような大規模修繕を目的とした整備の場合は

まとめて作業することで重複する作業の工賃が割引になります。

 

このあたりはプロの目線でご提案アドバイスさせていただいております。

ベアリングは予防整備で交換をしました。

 

フロントサスペンション周りの作業は以上で終了です。

 

リヤサスペンション

続いて、リヤサスペンションパーツ交換と

アクスルビームのブッシュ交換を同時作業で進行していきます。

 

アクスルビームを丸ごと車両から取り外していきます。

リヤマフラーも取り外してあります。

 

 

ショックアブソーバーだけ残ります。

 

ショックアブソーバーの上側取付部分。

セカンドシートの後部、トランクルームにあります。

 

リヤサスペンション交換パーツ。

リヤ側もスプリング以外全て新品に交換します。

 

左:新品

右:使用後

 

リヤアクスルビームブッシュ交換

リヤサスペンション交換と同時進行で進めております。

 

この部分のブッシュを交換します。

 

リヤアクスルビームのブッシュは単品で部品供給がありますので

ブッシュだけで交換が可能です。

 

まずは、エイッ!と押し抜きます。

 

カポッ!と外れました。

 

左:使用後

右:新品

 

ひび割れがすごいですが、

同じ構造の車はみんな同じことになっています。

 

ゴム製ですので経年劣化は避けられません。

 

アクスルビームは左右のブッシュ2か所で車に固定されていますので、

ブッシュが劣化して硬くなればサスペンション本来の動きができません。

 

乗り心地やハンドリングに大いに影響を及ぼします。

 

ブッシュを外したアクスルビーム。

 

新品のブッシュを位置決めしてから少しづつ押し込んでいきます。

 

無事に圧入が完了しました。

 

あとは元通りに組み立ててお終いです。

 

写真で見ていると簡単そうに見えますが、

実は経験と技術が必要な作業で何かと大変です・・・。

 

お客様が喜んでくれるので頑張って作業しております。

 

交換したパーツ

フロントサスペンション一式

 

リヤサスペンション一式

 

次回パート2へ続きます。

(ただいま編集中です。しばらくおまちください)