ウインズ・マルチサーブ

【マルチサーブDPF洗浄・ECremax】 白煙が出るCX-5のエンジン洗浄【後編】

埼玉県上尾市 エンジン洗浄機設置店 オートサプライ鈴木です。

 

今回のブログは、3つのエンジン洗浄機を使用した、マツダSKYACTIV-D2.2に施工する最強のエンジン洗浄の様子をご紹介している後編、ウインズマルチサーブとECremaxをご紹介します。

前編はこちらです

 

ご紹介するお車は 平成26年式 マツダCX-5 KE2FWです。

東京都町田市よりご入庫いただきました。

 

日本全国9万軒の自動車整備工場の中から、オートサプライ鈴木をご指名いただきまして誠にありがとうございます。

 

現在の走行距離は、156,577KM。

 

マフラーから白煙が出るということで、エンジン洗浄のご相談をいただきました。

 

最終的なご依頼作業は以下の通りです。

  1. ドライアイス洗浄機による吸気系・EGR系のカーボン除去(前回ブログ内容)
  2. マルチサーブによる、燃料系、タービン、DPFの洗浄(燃料系、タービン洗浄は前回ブログ、DPF洗浄は今回のブログ)
  3. ECremaxによる、非分解エンジンオーバーホール(今回のブログ)

 

前回のブログでは吸気系に堆積するカーボンをドライアイス洗浄機で除去するところまでご紹介しました。

 

 

今回は、マルチサーブによるDPF洗浄とECremaxによるエンジン洗浄・非分解オーバーホールの様子をご紹介します。

 

まずは、DPF洗浄から

ウインズマルチサーブと使用材料を用意します。

 

今回の作業に使用する洗浄液と添加剤

 

市販の洗浄液とは違う圧倒的な洗浄力を発揮します。

 

洗浄効果を高めるため、添加剤を併用します。

 

DPFレジェネレーター

 

ディーゼル・エクストレーム・クリーナー(燃料系洗浄とセットで使用します)

 

 

 

DPFクリーナーを注入します。

 

 

洗浄液をDPFへ流し込み浸透するまで待ちます。

 

浸透しましたら、エンジンをかけてDPF内部から堆積物を洗浄液と共に排出します。

 

 

 

 

洗浄液排出後は、すずき工程になります。

 

 

 

 

きれいになりました。

 

 

DPF強制再生を実施して、DPF洗浄は終了です。

 

次は、最後の工程になります、ECremaxの施工となります。

 

ECremaxに使用するマシーンは、IEコンサルタンツ「EC-T22クリーニングシステム」

非常にレアなマシーンですが、実力は本格派。

※このマシーンはネット検索しても情報がでてきません。購入希望の方は当店へご相談ください。

 

ECremax専用洗浄液の強力な洗浄力により、エンジン内部のスラッジを剥がし、1ミクロンフィルターにてスラッジを除去します。

 

ピストンリングなどに堆積したカーボンを除去することが可能なため、非分解エンジンオーバーホールとも呼ばれています。

 

ただし、機械的に破損している場合は部品交換が必要になりますので、分解オーバーホールが必要です。

 

すなわち、故障が発生しているものを直すためのオーバーホールではなく、故障が発生する前、調子が悪くないうちに施工するものとなります。

 

それでは、施工に入ります。

 

エンジンオイルを抜き取る前に、汚れ具合を確認します。

 

ディーゼルエンジンですので、これくらいは普通ですね。

 

洗浄液の送り側と、回収側を装着します。

 

ECremaxの送り側は、フィラーキャップ部に装着するため、圧倒的な流量を確保することができます。

 

回収側は、オイルパンドレンプラグに装着します。

 

アテンザとEC-T22クリーニングシステムを接続しましたので、洗浄液を流していきます。

 

フィルターには、専用の1ミクロンフィルターを装着します。

 

洗浄液が流れてきました。

 

ディーゼル車ですので洗浄液は、既に真っ黒ですが、洗浄力には影響がありませんので問題ございません。

 

洗浄液は、エンジン内部のシールを傷めないオイルを主成分としたECremax専用品になります。

 

マシーンには、洗浄液の温度を表すモニターが装着されています。

 

洗浄効果の高まる温度になるまで、温めます。

 

洗浄液が適温になりましたら洗浄開始です。

 

 

アイドリングからレッドゾーンまで、エンジン回転を適切にコントロールしながら洗浄を行います。

 

静止画ですので動きが見えてきませんが、現物は洗浄液が泳いでいる様子を見ることができます。

 

エンジン内部のスラッジを、きれい除去することができたら洗浄終了です。

 

 

1ミクロンフィルターは、ご覧の通り真っ黒になりました。

 

新品との比較すると、よくわかります。

 

洗浄液とエンジンオイルを入れ替えました。

 

ディーゼルエンジンのオイル交換をしたことのある方なら、画像の状態を見て驚かれているかもしれません。

新しいオイルを入れても真っ黒なのが普通で、フラッシングしても灰色程度になるのが普通ですから。

 

ところが、ECremaxを施工したディーゼルエンジンのオイルは無色になります。

エンジン内部がキレイになっている証拠です。

 

しかし、エンジン内部を単にキレイにすることが目的なのではなく、本来の調子を取り戻すことが目的で、そのために内部を洗浄する訳です。

 

今回の施工も大成功でした。

 

 

 

今回は、CX-5のSKYACTIV-D2.2エンジンの洗浄をご紹介しました。

 

ご入庫のきっかけは、マフラーから白煙が出るというものでした。

 

 

 

吸気系のカーボンをドライアイス洗浄にて除去し、

 

 

燃料系、タービン、DPFをマルチサーブにて洗浄。

 

 

最後の仕上げに先ほどご紹介したECremaxを施工させていただきました。

 

 

施工後は、予想をはるかに上回る効果を発揮し、エンジンは新車同等までパワフルになりました。

 

もちろん、白煙の発生はありません。

 

後日、オーナー様よりメールにてご連絡をいただきました。

先日はお世話になりました。
お陰様で整備して頂いた後、約700km程走行しましたが、現状、白煙症状は出ていませんし、マフラーから出ていたオイル臭もなくなりました。
更にエンジン音も以前より静かで、アクセルも軽くなり、安心して気持ちよく運転ができています。
一時は買い替えも検討していましたが、御社にお願いして本当に良かった思っています。

オーナー様より

オーナー様、この度のご入庫とお引き取り後の結果のご報告ありがとうございます。

また、何か異変がございましたらご連絡くださいませ。

究極のエンジン洗浄により、今後も元気に走ってくれることと思います。

 

 

 

同じような症状でお悩みの「SKYACTIV-Dエンジン搭載車」にお乗りの方はご相談ください。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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