ドライアイス洗浄

【ドライアイス洗浄】クラウンアスリートGRS210の直噴4GRエンジンのカーボン洗浄 栃木県小山市から

埼玉県上尾市 ドライアイス洗浄機設置店 オートサプライ鈴木です。

 

今回のブログは、ドライアイス洗浄機を使用したエンジン吸気系の煤カーボン除去の様子をご紹介します。

 

 

ご紹介するお車は 平成26年式 GRS210 トヨタクラウンアスリートです。

 

 

クラウンの直噴エンジンに堆積する煤カーボンをドライアイス洗浄機を使用して除去する作業のご依頼です。

栃木県小山市よりご入庫いただきました。

 

3年ほど前にGRS180クラウンで同作業をご依頼いただき、今回はお車が替わり2度目のご依頼となります。

 

以前、GRS180クラウンで同様の作業をご依頼いただいた時は、その後すごく調子良くお乗りいただけたとのことでした。

 

今回の作業もオートサプライ鈴木をご指名いただきまして誠にありがとうございます。

 

車両情報

車名 クラウン メーカー トヨタ
型式 DBA-GRS210 グレード アスリート
初度登録年月 平成26年1月 入庫時走行距離 111,924km

 

現在の走行距離は111,924kmです。

 

今回ご依頼いただいたGRS210クラウンは、3か月ほど前に中古車でご購入されたそうです。

 

 

それでは、事前チェックから開始します。

 

 

走行試運転と、外部診断機による故障コードチェックは良好です。

 

 

それでは、エンジンを分解していきます。

 

エンジンカバーを外します。

 

インテークダクトを外してスロットルボディを確認します。

バルブ周辺は、ご覧の通りの汚れ具合です。

 

スロットルボディを取り外します。

 

続いてサージタンクを取外します。

 

ブローバイからのエンジンオイルの付着が確認できます。

 

インマニです。

 

内部の様子は暗くて見えません。

 

片側はスワールコントロールバルブが付いています。

 

インマニを取り外してみると、スワールコントロールバルブの裏側には煤カーボンの付着が見受けられます。

 

いよいよ、エンジンの吸気ポートが見えてきました。

 

吸気ポートは、エアクリーナーを通したきれいな空気を吸うところです。

 

しかし、ブローバイガスやEGRによる排気ガスで、こんなにも汚れてしまうのです。

 

ポート内部は暗くて様子が見えません。

 

ライトを当てるとインテークバルブが見えてきました。

 

カマキリの卵ほどの煤カーボンの堆積はありませんが、そこそこ汚れています。

 

 

12ポート、12バルブの確認と写真撮影でデーター取りを終えてドライアイス洗浄に入ります。

 

直径3mmのドライアイスペレットを使用します。

 

ドライアイス洗浄機をセットします。

 

ドライアイスペレットをドライアイス洗浄機に流し込みます。

 

エンジンルーム周辺を汚さないように厳重にマスキングします。

 

準備完了!

 

12ポート、12バルブを丁寧にひとつずつ洗浄します。

 

スワールコントロールバルブの煤カーボンもドライアイス洗浄により一瞬で吹き飛びピカピカになります。

 

スロットルボディもドライアイス洗浄でピカピカになりました。

 

サージタンクです。

 

こちらは、付着しているオイルをパーツクリーナーで洗い流してからドライアイス洗浄をします。

 

ドライアイス洗浄と同時に、スパークプラグ交換もプランに含れています。

 

イグニションコイルはリーク・漏電の痕跡はありませんので、そのまま再使用です。

前回ご入庫いただいたGRS180クラウンの時は、リーク・漏電があり交換となりました。

 

取り外したスパークプラグです。

 

交換に使用するスパークプラグは、当店イチ押し NGKプレミアムRX です。

 

 

 

 

インマニ内部のスワールコントロールバルブもピカピカになりました。

 

 

スロットルバルブもご覧の通りです。

 

 

 

吸気ポートもご覧の通り。

 

まるで、新車のような輝き。

 

そして、本命のインテークバルブは、ドライアイス洗浄を実施してどうなったのかというと・・・。

 

新品?

 

ピカピカ。

 

気持ち良いの一言です。

 

12ポート、12バルブ全てご覧の様にピカピカになりました。

 

さあ、後は組立工程です。

 

インマニを取り付けます。

 

 

 

ガスケット類は、当然全数新品交換です。

 

サージタンクを取り付けて、

 

スロットルボディの取り付けです。

 

 

 

 

 

オートサプライ鈴木のドライアイス洗浄は、エアクリーナーエレメントの交換もプランに含まれておりますが、今回は比較的きれいな状態だっため清掃して再使用します。

 

 

全ての作業を終えて、エンジンを始動、最終確認を実施します。

 

エンジンは何事も無かったのように一発でかかりました。

 

スロットルバルブ洗浄を実施しているため学習値の初期化をしました。

 

その影響で、アイドリング回転数は高めですが、しばらくすると落ち着いてきます。

 

 

 

エンジンが落ち着いてきたら外部診断機で故障コード確認を実施します。

 

外部診断機で故障コード確認を実施します。

 

故障コードなし。

 

 

外部診断機では確認できない排気ガスの状態をチェックします。

排気ガステスターのプローブをマフラー出口に差し込みます。

 

排気ガスは良好な数値を示しています。

 

 

走行試運転も良好です。

 

同時に作業を実施したATF交換の効果も相まって、低回転から高回転まで、スムーズかつパワフルな加速を体感できます。

 

最後の仕上げに、エンジンルームのドライアイス洗浄を実施して作業完了です。

 

 

 

今回のブログは、久々のトヨタ4GR直噴エンジンのドライアイス洗浄をご紹介しました。

 

クラウンだけでなく、マークXやレクサス車に搭載されている4GRガソリンV6エンジンの施工実績も多数ございます。

 

お気軽にお問い合わせ、ご依頼ください。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

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