上尾市のお客様から平成15年式イスト車検整備をご依頼ただきました。
走行距離は76,400キロです。
お客様ご依頼事項
ワイパーの黒い部分が錆びているので交換
(ワイパーアーム・ワイパーブレード交換)
この作業は車検とは関係ありませんが、一緒にご依頼いただくことで作業工賃の割引が適応になり大変お得になりますので、何か作業をご依頼される時は車検とご一緒にどうぞ!
作業後、こんなにキレイになりました!
今回の車検整備で実施した作業
エンジンオイル・オイルエレメント交換
古いオイルを抜き取り、新しいオイルを注入します。
オイルフィルター(オイルエレメント)を交換↑
※エンジンオイルは定期的な交換が必要です。
ブレーキメンテナンス
(ブレーキの清掃と調整・給油作業)
ブレーキは時間の経過とともに性能が少しずつ低下してしまいます。
この作業をすることにより、ブレーキの性能を良い状態に保つことができます。
通常、車検をお受けしたときに実施する作業となります。
前ブレーキです↑
後のブレーキです↑
後ブレーキ・ライニングシュー交換
画像はありませんが、磨り減ったブレーキの部品を交換しました。
リヤブレーキ・シリンダ・カップキット交換
画像の銀色の筒の中から出てきた青い部品を「ピストン」といいます。
(ゴム手袋も青いですが、そっちじゃないですので注意!)
ピストンに黒色のゴムのパッキンがついています。
この部品はゴム製ですので定期的に交換しないとオイル漏れを起こしブレーキが効かなくなります。
ちなみにこの黒色のゴム部品を「シリンダカップ」といいます。
前タイヤが取り付けられている部品の関節部分を保護するゴムカバーの交換
(フロント・ロア・ボールジョイント・ダストブーツ交換)
まずは工具を使って分解します↑
外します
古いほうは変形していますが、新しいほうはキレイですね
※この部品はゴム製ですので時間の経過とともに劣化してひび割れが発生してきます。
その後、ひび割れから亀裂へと進行していきますので、亀裂が入る前に交換が必要です。
もし、亀裂が発生してしまうと最悪の場合、内部に水が入り、金属部分に錆が発生して摩耗してしまいます。
摩耗が進行すると、なんと!その関節が外れててしまい、ハンドル操作が不可能になり事故につながる可能性が大です。そうなる前に交換が必要なのです!
スパークプラグ交換
スパークプラグが劣化してくるとエンジンの調子が悪くなったり、エンストしてしまう原因になります。
昔の車と異なり、現代の車は電子制御エンジンですので、ちょっとプラグが悪くなってもコンピューターが調整してくれるのでプラグの劣化に気がつかないものです。
車検のときに劣化に気がついたら交換のベストタイミングです。
発炎筒交換
発炎筒には有効期限があり。製造から4年です。
もしものための非常用具ですからここもしっかりと点検します。
エアコン・クリーンフィルター交換
左が使用後、右が新品のクリーンフィルターです。
自動車のエアコンのフィルターは紙製ですので清掃ができません。
1年または15,000キロ走行ごとに交換が必要です。
車内のホコリで汚れた空気をクリーンにしてくれる優れものです。
イスト 車検整備 まとめ
今回の車検整備での作業
●法定24ヶ月点検・検査機器による点検調整
●エンジンオイル・オイルエレメント交換
●ブレーキメンテナンス・ブレーキオイル交換
●リヤ・ブレーキ・ライニングシュー交換
●リヤブレーキ・シリンダ・カップキット交換
●フロント・ロア・ボールジョイント・ダストブーツ交換
●スパークプラグ交換
●発炎筒交換
●エアコン・クリーンフィルター交換
お客様ご依頼事項
●ワイパーアーム交換
●ワイパーブレード交換
お預かり日数2日間、総額139,000円、うち整備費用は67,000円(消費税込み)でした。
この度はご利用ありがとうございました。
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