お客様の声 トルコン太郎

【トルコン太郎】トヨタノアZRR70 走行距離18万KMのCVTオイルの圧送交換 埼玉県さいたま市からご入庫

平成19年式 トヨタノア ZRR70W

トルコン太郎によるCVTオイル圧送交換とオイルパン洗浄・ストレーナー交換のご依頼です。

 

さいたま市中央区からお越しいただきました。

 

走行距離は17万KMを超えています。

 

問診の後、走行試運転へ。

 

走行距離を考慮すると非常に調子が良い印象。

丁寧に乗られている車は走行距離が多くなっても調子が良いです。

 

作業場へ戻り外部診断機を接続します。

故障コードなし。

 

それでは作業を開始します。

CVTオイルのメンテナンスを想定していないため、レベルゲージはありません。

 

昔の車はこの辺りにレベルゲージがありました。

 

トヨタ車の多くは10年以上も前からATF/CVTオイルレベルゲージが姿を消しました。

メンテナンスをしないで大丈夫!というのがメーカーの見解。

 

今では、レベルゲージレス車のATF/CVTオイル交換はディーラーも他の一般整備工場もやりたがりません。

面倒だし、難易度も高いからです。

 

オートサプライ鈴木ではレベルゲージレスであっても積極的にATF/CVTオイルの交換に取り組んでいます。

 

日々、各メーカーの作業マニュアルを使って勉強と実践を重ねています。

ATF/CVTオイル交換の際は安心してお任せください。

 

 

それでは、作業へ戻ります。

 

車両をリフトアップします。

向かって右側の銀色のオイルパンがCVTです。

これですね。

 

作業の障害になるアンダーカバーを外します。

 

CVT全体が確認できました。

 

トヨタのFF車CVTは同じものを採用しています。

エスティマ、アルファード、ベルファイア、他イロイロ、同じ作業を何十台もやりました。

今では手順が頭に焼き付いています。

 

ドレンプラグからCVTオイルを抜きとります。

 

サンプルを回収。

 

排出が終わったらオイルパンを外していきます。

 

ドレンプラグからの排出が終わっても、

オイルパンを斜めにすると中に残っているオイルが出てきます。

 

オイルパンが外れました。

 

このパイプはオーバーフローチューブです。

この高さに油面を合わせてフルードレベル調整をします。

 

鉄粉回収用のマグネットです。

一般的にATよりもCVTの方が鉄粉の量は多いです。

 

付着している鉄粉は結構な厚みです。

 

3つのマグネットを外しました。

 

 

マグネットは手作業で丁寧に洗浄します。

オイルパンの底をウエスでこすると・・・。

 

これほど汚れが付着しています。

 

真っ黒になってしまったCVTオイルストレーナーは新品と交換します。

使用後である右側のストレーナーは、もとは左のストレーナーと同色でした。

 

吸い込み口から内部のフィルターをのぞくと真っ黒。

これではオイルの流れも悪そうです。

 

ストレーナーの裏側です。

ミッションに接続する部分のOリングも新品に交換します。

 

トルクレンチを使用して正確に締め付けます。

 

ご覧ください。

ピカピカに再生されたオイルパンです。

 

マグネットもきれいになりました。

 

新品のガスケットを挟んで取付します。

 

こちらもトルクレンチで正確に締め付けます。

 

ドレンプラグのガスケットも新品交換。

 

オイルパンが元通りに組み上がりました。

 

トルコン太郎を接続して初期補充の準備です。

 

この作業で排出したCVTオイル。

計量カップでは5リットル弱。

 

実際は、飛び散った分量とサンプルに採取した分量も抜けています。

初期補充は5リットルにしました。

 

左のボトルは抜取り油。

右のモニターは初期補充する新品のオイル。

 

 

初期補充が済んだらエンジンを始動します。

 

 

すると、CVTオイルが車とトルコン太郎を循環します。

トルコン太郎の3つのモニターの真ん中で確認することができます。

 

実際にCVTの中を流れているオイルです。

かなり黒いです。

 

初期補充で5リットル新油が入っています。

CVT内部と残っていたオイルの汚れにより新油もこのようになってしまうのです。

 

抜取り油と比較しても差が感じられません・・・。

 

 

ここから本格的CVTオイル交換です。

 

まずはプレ洗浄として1回目の圧送交換を実施します。

 

9リットルのCVTオイルを使用して交換が終わりました。

先ほどの状態と比較にならないくらいきれいになっています。

 

抜取り油との比較。

モニター内部のフィルターが透けて見えていますね。

 

このオイルがCVT内部の汚れを洗い流しています。

洗浄が終わりましたら最終交換としての2回目の圧送交換です。

2回目の圧送交換が終了しました。

 

抜取り油との比較。

 

 

近寄るとここまで透明度が上がっていることが確認できます。

 

左のモニターは新油、真ん中のモニターが実際にCVTの中を流れているオイルです。

 

ほぼ同じ程度まできれいになっています。

 

 

 

無事に交換も終わりましたのでトルコン太郎を切り離します。

 

 

次はフルードレベル調整です。

 

CVTオイルの温度をメーカーの指定値まで冷やします。

今回は1晩時間をあけて冷却しました。

外部診断機を使って油温を確かめます。

車は油温検出モードにしておきます。

 

規定温度になったらオーバーフロープラグを外して油面を合わせます。

 

温度の上昇が早いので失敗はできません。

 

無事に調整が終わりました。

 

アンダーカバーを元通りに組み付けて走行試運転へ行ってきます。

走り出しから変化を感じます。

 

とにかく軽い!

エンジンの動力が無駄なくタイヤへ伝わっているように感じられます。

 

確かな手ごたえを感じながら作業場へ戻ります。

 

故障コードの最終確認です。

 

これですべての作業が終了です。

お引渡し時には100枚以上の画像を使って、交換前後の様子を報告しています。

 

明細1枚お渡しして「作業終わりました」では何も伝わりませんからね。

お引渡しまで全力で取り組ませていただいております。

 

お客様の声

効果絶大で喜んでいます

17万KM OVERの ノアsi の愛車に乗っています。さいたま市在住。

この毎はじめてCVTフルードの交換をお願いしましたが、効果絶大で喜んでいます。

HPで紹介の通り詳細な説明で始まり、予約・入庫。

入庫時も丁寧に説明がありCVTフルード交換・車検を3日工程で行いました。

結果 大満足 です。

車は大変元気になり、今後も走ってくれそうです。

私自身も信頼できるメカニックに会えて大変良かったと思います。

今後ともよろしくお願いします。

ありがとうございました。

 

 

 

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