埼玉県上尾市 トルコン太郎設置店 オートサプライ鈴木です。
今回のブログは、トルコン太郎を使用したスバルリニアトロニックCVTオイルの圧送交換の様子をご紹介します。
ご紹介するお車は、令和元年8月登録 GT6 インプレッサスポーツです。
トルコン太郎によるCVTオイル全量圧送交換とCVT洗浄・オイルパン洗浄・ストレーナー交換、デフオイル交換のご依頼です。
オートサプライ鈴木のトルコン太郎施工のため、東京都三鷹市よりご入庫いただきました。
都内からのご来店と、数あるトルコン太郎設置店の中から、オートサプライ鈴木をご指名いただきまして誠にありがとうございます。
現在の走行距離は47,853kmです。
CVTオイルは、26,000kmの時に、他店さまにて社外のスポーツタイプに交換をされているそうです。
それから、2万km走行されて、今回のご依頼となりました。
走行試運転と、外部診断機による故障コードチェックは良好です。
作業を開始します。
インプレッサスポーツをリフトで水平に持ち上げます。
アンダーカバーを外して、ATFを排出します。
サンプルを採取します。
オイルパンを取外します。
TR580ミッションは、オイルパン内部にバルブボディがありませんが、全体をしっかり洗浄します。
内部の洗浄が終了しました。
ご覧の通り、新品同様に洗浄ができました。
取り外したオイルパンとストレーナーです。
吸い込み口には、異物が見受けられます。
新旧比較です。左が使用後、右が新品です。
トルクレンチを使用してメーカー規定トルクで締め付けします。
オイルパンには、鉄粉を回収するために大きなマグネットが装着されています。
指で鉄粉を一部除去してみます。
これが、走行距離5万km以下ですが、この付着量です。
オイルパン底部を拭き取ります。
汚れ具合はこの程度。
マグネットは、新品交換します。
新品のように再生されたオイルパンにマグネットを装着します。
液体ガスケットを塗布して
オイルパンボルトも新品交換。
トルクレンチを使用して、メーカー規定値で締付します。
オイルパン装着完了です。
液体ガスケットが落ち着くまで時間をおいてからオイル充填となります。
トルコン太郎を接続します。
オイルパンから抜けた量+αの新油を充填します。
抜取り油と新油の比較です。
初期補充の後、エンジンを始動すると、インプレッサスポーツのCVTT内のオイルが、トルコン太郎のクリーナーモニターへ流れてきます。
抜き取り油と比較すると、若干キレイになっているのがわかります。
まだまだ黒いですが、7リットル分の新油の洗浄作用はありますので、30分間のクリーニングを実施します。
クリーニングの間、新油の洗浄作用によりミッション内部やオイルラインから剥がれ落ちたスラッジは、トルコン太郎のクリーナーモニター内部のフィルターが回収除去します。
30分経過後、CVT内部の洗浄を目的とした1回目の圧送交換を開始します。
1回目の圧送交換をプレ洗浄と言います。
1回目の圧送交換が終了しました。
新油と比較すると、まだ少し黒っぽく見えますが、
抜取り油と比較すると、充分キレイになっているのがわかります。
新油の洗浄作用を使って30分間のクリーニングを行います。
次は最終の仕上げ交換になります。
トルコン太郎内のオイルを入れ替え準備します。
オーナー様の選択は、パワークラスタ―ATFスーパーレーシング
当店一番人気のATFは、市販品最強レベルの「パワークラスタ―ATFレーシング」ですが、さらにパワーアップした「スーパーレーシング」です。
スーパーレーシングは、メーカーさんが「原価を気にせず性能だけを追求した究極のATF」と言っても大袈裟にならないほどのものです。
価格もスーパーですので、当店でに販売実績は10件ほど。
実際にこのオイルを使用していただいたオイルにこだわるある方々からは、「今まで使っていた社外の高級品よりも性能が明らかに上だった」との感想をいただいております。
さらに社外の高級品と比較して
「油温が5~10℃下がった」
「燃費が10%伸びた」
「ミッションの音が静かになった」
「とても滑らかスムーズになった」
などのお声をいただいております。
令和4年3月時点での価格は、1リットル6,050円(税込み)。
一般市販品としては常識外れな金額かもしれませんが、意外と売れています・・・。
30分のクリーニングを終え、最終仕上げとなる2回目の圧送交換スタートです。
2回目の圧送交換が終了しました。
抜取り油との比較。
左から、新油、抜取り油、交換後
圧送交換後は、同時にご依頼いただきました、デフオイル交換です。
今回ご紹介しておりますインプレッサスポーツは、FF車のためフロントデフのみの交換となります。
デフオイルは、新車から一度も交換をされていないため、茶色く濁っていました。
ドレンプラグの鉄粉・スラッジです。
デフオイルも、パワークラスタ―
ギヤオイルもスーパーレーシングを使用します。
デフもCVT同様オーバーフローによるレベル調整です。
デフオイル交換が終わりましたら、CVTオイルのレベル調整のため、強制冷却をします。
オイルは、温度によって体積が変わります。
そのため、正確なフルードレベル調整を実施するためには、メーカーの指定する温度に正確に調整する必要があります。
温度の確認には、外部診断機を使用します(画像では30℃)。
この後、規定温度まで油温を上昇させてレベル調整を行います。
オーバーフロー。サンプルを採取します。
ATF交換、ビフォアー・アフター
CVTオイル交換完了後は、走行試運転と外部診断機にょる故障コード確認。
当然ですが、問題ありません。
パワークラスタ―ATFレーシング
社外の高性能ATFと比較しても、圧倒的な性能を体感していただけると思います。
今回のブログは、GT6インプレッサスポーツのトルコン太郎によるCVTオイル圧送交換と、デフオイル交換の様子でした。
インプレッサだけでなく、レガシィやフォレスターなどのリニアトロニックCVTの施工実績も多数ございます。
リニアトロニックCVT搭載車は、今回のブログ同様の作業が可能です。
ATF/CVTオイルの取扱種類も豊富にございます。
お気軽にお問い合わせ、ご依頼ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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