トルコン太郎

【トルコン太郎】ハイラックスサーフRZN215W|ATF全量圧送交換

埼玉県上尾市 トルコン太郎専門店 オートサプライ鈴木です。

今回のブログは、トルコン太郎を使用したATF圧送交換の様子をご紹介します。

 

ご紹介するお車は 平成14年式 RZN185W トヨタハイラックスサーフです。

トルコン太郎によるATFオイル全量圧送交換とAT洗浄・オイルパン洗浄・ストレーナー交換のご依頼です。

 

オートサプライ鈴木のトルコン太郎施工のため、千葉県八街市よりご入庫いただきました。

数あるトルコン太郎設置店の中から、オートサプライ鈴木をご指名いただきまして誠にありがとうございます。

車両情報

メーカー トヨタ 初年度登録年月 平成14年10月
車名 ハイラックスセーフ グレード SSR-V ブラックナビゲーター
型式 GH-RZN185W 入庫時走行距離 174,672km

 

冒頭のご紹介で「おや?」と思われた方は相当な達人です。

 

オートサプライ鈴木のウェブサイトを隅々までご覧いただいているかたは既にご存知かもしれませんが、新規で当店をご利用いただく場合は、新車から20年以上経過したお車の入庫は対応しておりません。

 

これには、いくつかの理由があります。

  1. 経年劣化による影響で作業が予定通りに進まないことがほとんど
  2. そのような場合に他の予約作業に影響が出てしまうから
  3. 時間も費用も予定通りに作業が終わらず信頼関係が崩れてしまうから(初めてのご利用の際は特にその傾向が強い)

というのが主な理由となります。

 

しかし、お客様の強いご要望がある場合は以下の条件付きで特例対応させていただいております。

  1. 技術料は通常の10%割増し
  2. 時間も費用も見積書通りに終わらない可能性が大きいこと(時間と予算は余裕をもってご依頼をお願いしております)
  3. オイルクーラーホースは原則交換(劣化したホースはトルコン太郎接続の際に破損してしまうため)

今回は、上記①②③を快諾していただけましたので、新車から20年以上経過しておりますがATF交換の対応をさせていただくことになりました。

 

 

現在の走行距離は174,672kmです。

 

2年前に中古で購入されたお車ということもあり、過去のATF交換履歴は不明ということです。

 

ご入庫の時点(令和7年12月)で新車から23年経過、走行は17.4万kmとなりますので、いつもに増して慎重に丁寧に作業を実施します。

 

当然ですが、オイルだけの交換ではなく、オイルパン洗浄・ストレーナー交換は実施、他にも最善を尽くすための事前準備は万全にしてからご入庫の日を迎えました。

 

 

走行試運転と、外部診断機による故障コードチェックは問題ありません。

 

事前チェックが済みましたので、早速作業を開始します。

 

車両をリフトで水平に持ち上げます。

 

オイルパンからドレンプラグを取り外しATFを排出します。

 

オイルパンからの抜取り油のサンプルを採取します。

 

オイルパンを取り外します。

 

オイルパンを外した内部の様子です。

 

ストレーナーを取り外します。

 

汚れやすいソレノイドをしっかり洗浄します。

 

洗浄前

洗浄後

ソレノイドの鉄粉が除去されてきれいになったのが分かります。

 

 

バルブボディ全体もしっかり洗浄します。

 

洗浄液をペーパーウエスで拭き取ります。

 

液体シールパッキンを除去します。

 

ご覧の通り、きれいに洗浄ができました。

 

オイルストレーナーの新旧比較です。

左が使用後、右が新品です。

 

黒いのは全て鉄粉です。

 

吸い込み口を確認します。

幸い大きな異物はありません。

 

このようにきれいだったものが経年使用であそこまで黒くなってしまいます。

 

吸い込み口は透けて裏側まで見えます。

 

トルクレンチを使用して、新品のストレーナーをメーカー規定トルクで締め付けします。

 

オイルストレーナー取付完了

 

続いてオイルパン洗浄です。

 

 

オイルパンには、AT内部で発生する鉄粉を回収するためのマグネットが装着されています。

 

鉄粉付着量を確認するため、鉄粉を指で一部除去します。

 

画像では見にくいですが、走行距離相応に大量の鉄粉が付着しておりました。

 

マグネットを外して、ペーパーウエスで底部を擦ってみます。

 

ご覧の通り真っ黒です。

これをしっかり除去しておかないと後で故障トラブルの原因になります。

 

オイルパンをひっくり返します。

 

オイルパン底部洗浄の前に外側の清掃です。

 

外側の洗浄完了。

 

ドレンプラグとガスケットを新品交換します。

 

オイルパンをひっくり返して内部の洗浄です。

 

液体シールパッキンをきれいに除去します。

 

パーツクリーナーを流し込みます。

 

刷毛で丁寧に底部を洗浄します。

 

洗浄後のオイルパンの様子です。新品同様になりました。

 

取り付けした後は、見えなくなる部分ではありますが、手を抜くことなく新品同様になるまで洗浄します。

 

大量の鉄粉が付着していたマグネットは新品に交換します。

 

きれいに液体シールパッキンを塗布します。

 

オイルパン取り付けボルトも新品を使用します。

 

トルクレンチを使用して、オイルパンボルトをメーカー規定値で締付し、オイルパン装着完了です。

 

トルクレンチを使用してドレンプラグをメーカー規定値に締め付けします。

 

オイルパン洗浄工程の完了です。

 

いよいよトルコン太郎を接続して初期補充、圧送交換です。

 

トルコン太郎を接続します。

 

施工実績1,000台以上の豊富な経験を積み上げたノウハウがありますので、最適な箇所、方法で接続します。

また、豊富なオイルの知識を駆使して、お車に合った最適なオイルをご提案しております。

 

今回ご入庫いただきましたハイラックスサーフのATF交換にはトヨタ純正オイルをご提案させていただきました。

 

コスト重視のスタンダードではアイシンAFW+、相反するハイスペック重視の高級オイル、街乗りからスポーツ走行まで、高級感あふれる走りが楽しめるオイルはパワークラスターATFとなります。

軽いフィーリングではニューテックも人気です。

 

ではなぜ?トヨタ純正をおすすめしたのか。

 

それは、現在の走行距離17万kmのお車に施工するには「安全性」を第一にしたいと考えるからです。

 

社外メーカーのオイルは、それぞれの目的があり、それにハマれば最高のパフォーマンスを発揮します。

ところが、社外オイルの中には、洗浄力が高いものもあり(上記のオイルの安全性は確認済み)、トルコン太郎施工時に落としきれなかった強固な汚れが、施工後1ヶ月前後で熔解し内部を詰まらせてしまうことがあります。

 

トヨタ純正オイルは、それこそ尖った性能ではありませんが、安全面、リスクの低さといったら、これ以上のものはありません。

しかも、きちんと施工すると、純正オイルであっても社外高性能オイルと遜色ない性能を発揮することがあります。

 

  • 新車から20年以上経過している
  • 17万km以上走っている
  • ATFを一度も交換されていない可能性が高い

以上の理由により、今回は安全性を重視して「トヨタ純正CVTオイル オートフルードT-Ⅳ」で交換させていただくことにしました。

 

施工後に故障トラブルが発生しないことが一番です。

 

 

もちろん、高年式車や走行距離が少ない、または交換履歴のあるお車の場合は、フィーリングが激変するハイスペックオイルも選択肢となりますのでご相談ください。

 

 

それでは作業に戻ります。

 

トルコン太郎からハイラックスサーフのATへ新油を充填します。

 

充填量を決めるために抜き取り油量を確認します。

 

抜き取り油は5.5リットルです。

 

オイルパンから抜けた量+αの新油を充填します。

この「+α」は経験値からくる適量で判断します。

 

今回は、トルコン太郎へ流れる分を考慮して6.5リットルの初期補充とします。

 

画像は、抜取り油と新油の比較です。

 

6.5リットルの新油を充填してからエンジンを始動します。

すると、充填した新油と抜けきらずに残ったオイルが混ざって、トルコン太郎のクリーナーモニターに流れてきます。

 

抜き取り油と比較です。6.5リットルの新油を入れ替えていますが、変化を感じられません。

 

モニターにライトを当ててみると、鉄粉らしきものが浮遊しているのが見受けられます。

 

そこでスペシャルアイテムの登場です。

前回のVOXYブログに続き2回目の登場です。

 

オートサプライ鈴木オリジナルのトルコン太郎追加1μフィルターです。

 

トルコン太郎の標準フィルターでは取り除ききれない細かな鉄粉スレッジを除去することが可能です。

 

オイルラインに接続して30分間のクリーニングを実施します。

 

30分経過後、AT内部の洗浄を目的とした1回目の圧送交換を開始します。

1回目の圧送交換が終わりました。

 

新油との比較です。

まだ黒いですが、初期補充後よりもキレイになっているのが分かります。

 

ライトを当てると鉄粉の浮遊がかなり減ってきました。

 

 

このまま1μフィルターと新油の洗浄作用を使って30分間のクリーニングを行います。

 

 

次の2回目の交換が最終の仕上げ交換になります。

 

その間、トルコン太郎内部の廃油処理と新油充填をしておきます。

 

30分経過後、最終仕上げの交換となる2回目の圧送交換スタートです。

2回目の圧送交換が終了しました。

 

新油と比較しても遜色ない程度にまできれになりました。

 

ライトを当て確認します。

 

鉄粉の浮遊も無くなり、新油同等の透明感となりました。

 

トルコン太郎切り離しの際に交換後のサンプルを採取します。

 

クリーニングに使用した1μフィルターはご覧の通りまっ黒になっていました。

 

冒頭でもご説明した通りオイルクーラーホースは劣化がすすんでおりますので新品に交換します。

 

 

オイルクーラーホース交換後にフルードレベル調整です。

 

温度を確認しながらレベルゲージを使用して調整します。

 

なぜ、温度の調整や確認が必要なのか?

それは、ATFは温度によって体積が変わるからです。

 

正確なフルードレベル調整を実施するためには、メーカーの指定する温度の時に、指定する量に調整する必要があります。

 

温度の確認には、外部診断機を使用します

メーカー規定値70~80℃です。

 

HOTレベルにピッタリ合わせました。

 

今回も、完璧なフルードレベル調整ができました。

 

 

 

 

ATF交換、ビフォアー・アフター

 

ATF交換完了後は、走行試運転と外部診断機による故障コード確認。

 

当然ですが、問題ありません。

 

 

今回のブログは、TRN215W ハイラックスサーフのトルコン太郎によるATF交換の様子でした。

 

ハイラックスサーフだけでなく、ランクル80や100、200、プラドなど、トヨタクロカン4WDの施工実績も多数ございます。

そのすべての車種において、今回のブログ同様の作業が可能です。

 

新車から20年以上経過しているお車の場合は要相談となりますが、お気軽にご相談ください。

 

お客様から口コミ・ご感想をいただきました お客様の評価

 

 

お客様の声 お客様の評価 ★5つ

185 ハイラックスサーフ(H14.17万km超)

これからも元気に長く走ってもらいたいということで、ATFの交換は必須だと思ってはいたものの、リスクがあるという噂ばかりが目に入り、慎重に依頼先を探していました。

辿り着いたのがこちらで、メールのやり取りから気になるところに丁寧に答えてくださり、信頼できると思いました。

結果は大満足!すぐに感じたのは加速のスムーズさ、明らかに良くなりました。

また、満タン法で2回ほど燃費を計測したらATF交換前 6km/ℓ  ⇒ 8km/ℓ の改善!?

因果関係は正直わからないですが、事実です!

本当にやって良かった!お店の方々も素敵な皆様!

オートサプライ鈴木より

オーナーのM様、この度は高評価と嬉しいお言葉ありがとうございます。
当店を信頼して大切なお車のトルコン太郎施工をお任せいただけて大変嬉しく感じております。
これからもM様の期待にお応えできるよう尽力いたします。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

作業のご依頼、お問い合わせ方法

トルコン太郎の作業依頼、見積り依頼、依頼のご相談はお気軽にどうぞ。
お伺いする情報が多いため、フォームのご利用をお願いしておりますが、お電話でも対応可能です。

 

フォームでのご依頼

こちらをクリック、またはタップしていただくとフォームがご利用いただけます。

 

お電話でのご依頼

以下の情報をお聞きしますので、車検証のご用意をお願いします。
1~5は、車検証に記載がある項目です。

  1. 初度登録年月
  2. 車台番号
  3. 型式
  4. 型式指定番号(5桁の数字)
  5. 類別区分番号(4桁の数字)
  6. 車名・車種
  7. 現在の走行距離
  8. ミッションの種類(AT/CVT/その他)
  9. トルコン太郎ご依頼の理由・目的
  10. 使用するオイルのご希望

対応時間
午前 09:00~12:00(最終受付11:45)
午後 13:00~18:00
※12:00~13:00は昼休みのためご来店、お電話の対応はできません。

 

その他のお問い合わせ

その他のお問い合わせはこちらのフォームをご利用ください。

 

 

 

 

-トルコン太郎
-, ,