平成24年式 フーガハイブリッド HY51

トルコン太郎によるATF圧送交換のご依頼です。

 

埼玉県見沼区からお越しいただきました。

車検整備と同時作業でのご入庫です。

 

今回はATF交換をご紹介します。

 

走行距離は137,801KMです。

 

過去のATF交換履歴は不明。

おそらく無交換でなないかということです。

 

問診の後、走行試運転と故障コードの事前確認を行います。

 

走行試運転へ行ってきます。

 

走行距離相応の劣化はあるかと思いますが、特に変速ショック等はありません。

変速時にタイムラグがわずかにあるかなという程度です。

 

 

そのあたりもATF交換で改善ができると期待したいと思います。

 

 

続いて外部診断機による故障コードチェック。

こちらも問題なしです。

 

それでは、作業を開始します。

ピットへ

 

リフトで上げます。

 

ATオイルパンにはカバーが付いていました。

 

カバーを取外します。

 

金色のブラケットも作業の邪魔になるので外します。

 

作業の邪魔になるものを外して、準備が済みました。

ご覧のようにATのオイルパンには2つのドレンプラグが付いて付いています。

 

オイルパンを外す前に、こちらのドレンプラグからATFを排出します。

 

新車から13万KM無交換のATFです。

真っ黒です。

 

サンプルを回収します。

 

ATFが抜けたらオイルパンを外します。

 

AT内部の様子。

ストレーナーとコントロールバルブボディが確認できます。

 

ストレーナーの内部はメッシュになっていて異物をキャッチしています。

 

外したオイルパンの内部の様子。

 

鉄粉回収用のマグネット。

鉄粉が大量に付着しています。

 

 

マグネットを外した跡です。

 

オイルパン底部をこのように拭くと

 

こんなに汚れが溜まっていました。

 

今度はガスケットを剥がします。

 

オイルパンにくっついてしまって剥がすのが大変でした。

 

オイルパンの洗浄が終わりました。

 

マグネットもきれいさっぱり。

 

今度はオイルストレーナーを外して洗浄します。

 

メッシュのフィルターには異物がたくさん付着していました。

 

裏側もかなり黒くなっています。

 

洗浄液を吹きかけて異物と汚れを落としていきます。

受け皿に溜まっているのは洗浄液で落とされた汚れです。

 

洗浄が終わりました。

 

異物もなくなり

 

ここまできれいに再生することができます。

 

 

洗浄後は組み付け。

交換する新品のガスケット。

 

オイルパンガスケットを仮合わせ。

 

 

オイルパンに取り付けする際はトルクレンチを使って規定トルクで締め付けします。

 

ドレンプラグとガスケットも新品交換。

もちろん締め付けはトルクレンチで。

 

 

オイルパン内部とフィルター内部から4.3リットルのATFが抜けました。

 

初期補充と圧送交換の準備。

トルコン太郎をクーラーラインに割り込ませます。

 

新油を4.5リットル補充します。

この補充を初期補充といいます。

 

抜き取った廃油と補充する新油の比較。

 

4.5リットル新しいATFをいれてエンジンをかけるとこのようになります。

 

フーガのAT内部を流れているATFの状態です。

左の廃油と差がないように見えます。

 

通常のATF交換の方法である「オイルパンから抜いて抜けた量あたらしいATFを補充」の方法はきれいになっていないということになります。

 

 

オートサプライ鈴木で行っているのは、新油同然まで回復する本格的ATF交換ですので、ここからが本当の交換です。

 

ここから圧送方式による交換を2回行います。

 

1回目の交換はAT内部を洗浄するために行います。

この交換をプレ洗浄といいます。

 

それではプレ洗浄をスタートします。

一番手前の廃油モニターの変化をご覧ください。

8リットルを使ってプレ洗浄が終わりました。

モニター内部のフィルターがなんとなく見えるようになりました。

 

廃油との比較でもはっきりと違いがわかります。

 

しかし、これで終わりではありません。

交換した新しいATFがフーガのAT内部の汚れを溶かしながら洗浄しています。

 

しばらくエンジンをかけた状態でトルコン太郎のフィルターを通していきます。

 

先ほどきれいだったモニターのATFが徐々に汚れてきました。

 

モニター内部のフィルターが見えなくなりました。

 

廃油よりはきれいですが、交換直後よりも大分汚れています。

 

ATFが汚れてきたということは、AT内部の汚れが落ちてきているということになります。

クリーニングタイムが終われば2回目の交換になります。

 

2回目の交換は仕上げの交換です。

この時に交換するATFが車のAT内部に残り今後の走行に使用するものになります。

 

それでは2回目の交換をスタートします。

一番手前の廃油モニターの変化をご覧ください。

仕上げとなる2回目の交換が終わりました。

 

 

モニター内部のフィルターがすっきり見えます。

ここまで透明度が回復しました。

 

廃油との比較。

比較になりません・・・。

 

真っ黒な廃油ATFから新車状態へのリセット完了です。

 

最後にATFを規定温度に調整して

 

オーバーフローさせれば交換作業は完了です。

 

その後、走行試運転と故障コードチェックをしてお客様へご返却となります。

走行試運転では、ATF交換前に感じていたタイムラグの改善が確認できました。

 

それだけでなく、変速がスムーズになり、

スコンッ、スコンッと気持ちよく変速するようになりました。

 

 

デフオイルの交換を同時にご依頼いただきましたので、そちらの様子をご覧ください。

FR車や4WDのお車の場合、ATF交換と同時にご依頼いただくことが多い人気メニューです。

 

透明度があり汚れていないようにも見えますが…。

 

ドレンボルトにはこんなに鉄粉が付着しています。

 

きれいに拭き取ります。

 

ガスケットはドレン・フィラー両方交換します。

 

使用するデフオイルはワコーズの化学合成ギヤオイル。

 

名前はレーシングですが、街乗りにも最適です。

 

新油は無色透明でした。

 

ハイブリッド車のATF交換も問題なくお受けしております。

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