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【トルコン太郎】エクシーガ・クロスオーバー7 YAM 走行距離2万KMのリニアトロニックCVTオイル全量圧送交換

平成29年式 YAM

スバル エクシーガ・クロスオーバー7

トルコン太郎によるリニアトロニックCVTオイルの全量圧送交換のご依頼です。

 

埼玉県三郷市からご入庫いただきました。

 

現在の走行距離は24,687KM。

 

走行距離は少ないですが、オイルは劣化するもの。

定期交換を目的に今回のご入庫となりました。

 

 

新車時に充填されている純正オイルは画像の『スバルCVTフルードリニアトロニック2』です。

弊社でも数多く交換実績のあるCVTオイルです。

 

こちらのオイルを使用している車種は、社外で適合するオイルが限られています。

 

定期的に交換を実施する場合は、純正オイルでも充分かもしれません。

しかし、せっかく交換するのですから、高性能オイルへアップグレードすることも選択可能です。

 

差額以上の効果、走行性能向上、CVT内部の故障防止、寿命アップ、燃費向上が得られるからです。

 

オーナー様が選んだオイルは、高性能ハイパフォーマンスフルード『ニューテック マルチフルード NC-65』。

 

作業ご予約時にこちらのオイルを選択していただきました。

 

 

それでは、事前チェックから実施します。

 

まずは走行試運転へ。

走行フィーリングは良好で問題なし。

入庫時の問診でお客様から『アクセルに足をちょい載せくらいで加速すると30〜40km/hくらいでガクガクする』とお聞きしていましたが、試運転では再現できませんでした。

 

以前、お客様がこの現象をスバルディーラーに相談したところ、

『コントロールコンピュータの対策プログラムなどは存在せず正常です』

『CVTをガクガクさせないようなアクセルの踏み加減で走行してください』

とアドバイスを受けたそうです・・・。

 

現象がCVTオイルの劣化によるものであれば、今回の作業で解消できるはず。

今回のCVTオイル交換で解消することを期待して作業をすすめます。

 

走行試運転の次は外部診断機による故障コードチェック。

故障コードなし、事前チェック良好です。

 

 

それでは、CVTオイルの交換作業に入ります。

 

車両をリフトで持ち上げます。

 

最も適した箇所へトルコン太郎を接続します。

 

エンジンを始動するとCVT内部を流れているオイルがトルコン太郎のクリーナーモニターへ流れ込んできます。

 

新車から2万KM以上走行したCVTオイルは、すでに黒くて透明感がありません。

しかし、走行距離が少ないのでCVT内部の汚れの付着は少ないと判断し、CVT内部洗浄を目的とした『プレ洗浄』は実施しません。

最初から本命のNC-65で一気に交換します。

 

CVTオイル全量と同量のオイルを使用して交換をしても完全交換にはなりません。

『新油』と『廃油』が混ざらないトルコン太郎の圧送交換ですが、CVTの構造上、新油と廃油がCVT内部で混ざってしまうからです。

 

1回交換の場合は、その混ざり合いと費用対効果を考慮し、全量の1.3~1.5倍量のオイルを使って交換します。

 

エクシーガ・クロスオーバー7のCVTオイル全量は12.45リットル。

今回は約1.4倍量の18リットルを使用して圧送交換1回で仕上げます。

 

トルコン太郎にニューテックNC-65をセットします。

左の白いポリタンクは廃油受けです。

 

 

トルコン太郎の圧送交換量を18リットルに設定して圧送交換スタートします!

 

 

車から押し出されてくる廃油(手前の廃油モニター)がきれいになっていく様子をご覧ください。

18リットルの交換が終了しました。

 

フィルターのメッシュもくっきり見えます。

すばらしい透明感。

 

新油と比較しても遜色ないくらいきれいに交換ができました。

 

フルードレベル調整用にオイルを補充し、トルコン太郎を切り離します。

 

外部診断機を使用して、フルードレベル調整をします。

 

メーカーの指定する適正な温度で、適量に合わせます。

 

フルードレベルを適正に合わせたら新品ガスケットを介してフィラープラグを規定値で締め付けします。

 

 

これでCVTオイル交換作業は終わりました。

 

最終チェックに入ります。

 

まずは走行試運転へ。

 

CVTオイルの交換前は、特に不調は感じられませんでした。

新車から2万KMを超えた程度しか走行していないので当たり前かもしれません。

 

高性能ハイパフォーマンスフルード、ニューテックNC-65に交換した後も劇的な変化は感じられません。

 

しかし、『アクセルを踏む』というよりは、『ペダルに足を軽くのせる』だけでスルスルと滑らかに走りだすようになりました。

変速も全体的に滑らかになっています。

 

お客様のお車ですので、ハードな試運転は控えておりますが、スポーツ走行でも十分な変化を感じられそうです。

 

普段使用されているオーナー様でしたら充分に体感していただけると思います。

 

 

作業場へ戻り、最後の故障コードチェック。

問題なし。

 

 

朝9:00のご入庫で当日の17:00の完成引き渡し。

1日作業でお客様へご返却となりました。

 

 

冒頭で紹介した『アクセルに足をちょい載せくらいで加速すると30〜40km/hくらいでガクガクする』ですが、後日お客様から解消されたと報告を受けました。

 

お車のコンディションが上がったとお声をいただくと本当にうれしく感じます。

 

同日に、CVTオイル交換でレヴォーグが入庫していました。

こちらのお車もリニアトロニックCVT搭載車です。

 

スバルのリニアトロニックCVTフルードの交換にお悩みの方はお気軽にご相談ください。

 

お客様の声

高いけれども交換して良かった

オススメ度 ★★★★★ 星5つ

先日はスバル・エクシーガ・クロスオーバー7のCVTフルード交換でお世話になりました。交換から2か月経ってからの返信となり申し訳ございません。2か月 約2,000km走行後の感想ですが、「高いけれども交換して良かった」が正直なところです。リニアトロニックは容量が多く、フルード代だけでかなりの金額になってしまいますが、走行距離が少ないうちに交換したため、プレ洗浄分を節約できたのは大きかったと思います。いろいろ相談させていただきありがとうございました。

レスポンス:交換後はアクセル操作に対してリニアになりました。

燃費:25,000KM前での交換だったせいか、それほど変化はありませんでした。なんとなく高速道路では伸びる気がしました。

アンケートのご協力ありがとうございました。

 

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