平成17年式 ハイラックスサーフ VZN210W

トルコン太郎のATF圧送交換のご依頼です。

 

ホームページをご覧いただき、埼玉県桶川市からお越しいただきました。

 

トルコン太郎を使用した圧送交換を中心に以下の作業のご依頼です。

  • ATオイルパン洗浄
  • ストレーナー交換
  • AT内部洗浄(アイシンATFでプレ洗浄)
  • ワコーズATFプレミアムSにて最終交換

 

現在の走行距離は170,327KM

 

現在は17万KM走行していますが、ATF交換履歴あり。

9万KMくらいの時にカー用品店で下抜き交換を実施したとのことです。

 

それでは事前チェックから作業を開始します。

 

まずは走行試運転。

周辺を軽く走行して調子を確認してきます。

 

乗った瞬間から普段のメンテナンスが行き届いているのが良くわかります。

本当に17万KMも走行しているのか疑ってしまうくらい絶好調。

 

普段から 大切に 丁寧に 乗られていることを感じます。

 

続いて外部診断機による故障コードチェック。

ATだけでなく、すべての箇所で故障コードはありません。

 

レベルゲージによるATFの状態チェック。

きれいではありませんが、真っ黒というほどのレベルでは無いです。

 

 

すべての事前チェックで問題ないことを確認しましたので作業を開始します。

 

 

リフトで車両を持ち上げます。

 

ATミッションです。

 

ドレンボルトを緩めてオイルを排出します。

 

前回の交換から8万KM前後走行しているようですが、ATFはきれいです。

乗り方でここまで変わるものだと改めて実感しました。

 

比較用に廃油を採取しておきます。

 

ATFが抜けたらオイルパンを外します。

するとストレーナーとコントロールバルブが姿を現します。

 

外したオイルパンとストレーナーです。

 

 

AT内部の摩耗で発生する鉄粉を回収するためのマグネットです。

 

指でなぞってみました。

 

かなりの付着量ですが、走行距離を考慮すると少ない方です。

 

マグネットは外して、しっかりと洗浄します。

 

黒いオイルパンは底部分の汚れが見えません。

 

白いウエスでこすって確認すると

 

こんな感じで汚れ具合が確認できます。

 

 

次にオイルパン取付面のガスケット交換をします。

ガスケットは液状のパッキンタイプですので画像の道具を使って手作業で剥がしていきます。

 

 

意外と大変な作業です。

精神修行だと思って挑んでいます。

 

お次はストレーナー交換

 

左の新品が使用後は右のように真っ黒になってしまいます。

 

メーカーの規定トルクを守って取付します。

 

レベルゲージのパイプ部分のパッキン(Oリング)も新品に交換します。

 

 

 

きれいに再生されたオイルパンに液体パッキンを塗布します。

 

オイルパンもトルクレンチを使用してメーカー規定トルクで締め付けします。

 

オイルパンの外側も軽く清掃して取り付け完了。

 

アンダーカバーを外します。

 

アンダーカバー

 

目的はATクーラーラインのホースにアクセスするため。

 

トルコン太郎を接続しました。

 

最初の作業でATFが5.5リトル抜けました。

少し多めの6.0リットルを補充します。

この補充を初期補充といいます。

左のボトルは先ほど採取した廃油です。

モニターの赤いオイルはこれから補充する新品のATFです。

こんなにも違うのです。

 

6リットルの補充が終わりました。

実際にATの内部を流れているATFの様子です。

フィルターの頭の部分がうっすら確認できます。

 

廃油と比較してもここまできれいになりました。

 

通常は、17万KM走行しているお車は1回の補充でここまできれいにはなりません。

過去の交換が効いているのと、日常から丁寧に走行されているからでしょうか。

 

それではAT内部の洗浄のためアイシンATFを11リットル使用して全量入れ替えします。

1回目の圧送交換スタートします。

11リットルの入れ替え完了しました。

 

フィルターがしっかりと確認できます。

 

廃油との比較です。

 

近づいてみるとここまで透明感があります。

 

左の新油モニターと比較しても差はわずかです。

 

アイシンATFで内部の洗浄がおわりましたら、トルコン太郎背面のATFを入れ替えします。

 

お客様のご指名で最終交換はワコーズプレミアムS。

100%化学合成油、ワコーズ最高峰のATFです。

 

それではワコーズプレミアムSを11リットル使用して最終交換に入ります。

2回目の圧送交換スタートです。

 

最終交換が終わりました。

 

きれいに交換ができました。

 

廃油との比較です。

 

近づいてみるとここまできれいになっています。

 

 

トルコン太郎を切り離し、早速走行試運転へ行ってきます。

 

作業前からグッドコンディションでしたが、ワコーズATFに交換した後は別物になりました。

アクセルを軽~く踏めば、ハイラックスサーフの重たい車重を、スル スル スルッ~ と発進させてしまいます。

 

街中の車の流れに乗っていると、アクセル踏み込めません。

思い切って踏み込むと3.4リッターV6エンジンのパワーが抵抗なく路面へ伝わっていきます。

 

発進加速だけでなく、変速も大変スムーズになりました。

 

 

作業場へ戻りATFの量を確認して調整します。

冒頭で赤黒かったATFがこのようなお色に変化しました。

 

お客様へお車をお引渡しする前に最後のチェックに入ります。

外部診断機を使用して故障コードの確認です。

 

故障コードなし。

 

朝9:00にご入庫いただいて、当日の夕方無事にお引渡しができました。

 

今回ご紹介した事例は大変珍しいケースです。

新車からお乗りのハイラックスサーフ。

9万KMくらいの時に下抜きで交換。

17万KMで弊社でフルコースのATF交換。

前回の交換から8万KMも走行している割にはAT内部とATFは非常に良い状態でした。

 

普段から丁寧に運転されているお車はAT内部の状態も良いということを改めて感じた作業となりました。

 

今回使用したワコーズATFは、ランクルやプラド、クラウンやLS460などにも相性ピッタリです。

自信を持っておすすめできるATFです。

 

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