
埼玉県上尾市 トルコン太郎設置店 オートサプライ鈴木です。
今回のブログは、トルコン太郎を使用したATF圧送交換の様子をご紹介します。
ご紹介するお車は 平成30年式 マツダ CX-5 KF2Pです。
ATオイルパン・ストレーナー交換を含めたトルコン太郎によるATFオイル全量圧送交換とリヤデフオイル、トランスファーオイル交換のご依頼です。
オートサプライ鈴木のトルコン太郎施工のため、埼玉県内よりご入庫いただきました。
数あるトルコン太郎設置店の中から、オートサプライ鈴木をご指名いただきまして誠にありがとうございます。
車両情報
| メーカー | マツダ | 初年度登録年月 | 平成30年3月 |
| 車名 | CX-5 | グレード | XDプロアクティブ |
| 型式 | 3DA-KF2P | 入庫時走行距離 | 164,610km |

現在の走行距離は164,610kmです。
毎日の通勤で1日に100km程走行されるということで、新車から7年9か月経過でこのような走行距離になっております。
さらに100kmのうち、その多くが高速道路での走行ということです。
それでは、事前チェックから開始します。
走行試運転は問題ありません。


外部診断機による故障コードチェックは良好です。
事前チェックにて問題がないことを確認できましたので、早速作業を開始します。

車両をリフトで水平に持ち上げます。

アンダーカバーを外して、ATFを排出します。



オイルパンからの抜取り油のサンプルを採取します。

オイルパンを取り外します。

オイルパンを外すと、内部はご覧のようになっております。

ストレーナーを取り外します。

シールパッキン(液体ガスケット)を除去します。

汚れやすいソレノイドをしっかり洗浄します。
洗浄後の比較

洗浄前
洗浄後

その他、全体もしっかり洗浄します。

洗浄液をペーパーウエスで拭き取ります。

オイルストレーナー新旧比較、左が使用後、右が新品です。
使用後はフィルターに異物と汚れが確認できます。
新品のフィルターはキレイです。

オイルストレーナー交換完了です。
続いてオイルパンです。


オイルパンには、AT内部で発生する鉄粉を回収するためのマグネットが装着されています。

鉄粉付着量を確認するため、鉄粉を指で一部除去します。

この程度の鉄粉付着量でした。


マグネットを外して、オイルパン底部を拭き取ります。

走行距離の割に汚れ具合はこの程度でした。


マツダ6ATのオイルパンは安価(令和7年12月現在で2,400円)なため、洗浄再使用よりも早くて安く済みますので新品と交換します。


マグネットも比較的安価なため新品交換します。

シールパッキンを塗布します。

オイルパン取り付けボルトも新品を使用します。

トルクレンチを使用して、オイルパンボルトをメーカー規定値で締付します。

オイルパン装着完了です。
シールパッキンが落ち着くまで少々時間を置きます。
その間、トルコン太郎接続のためのアタッチメントを取り付けします。
マツダ6ATは、オイルクーラーのラインは無く、密着式のオイルクーラーが装着されております。
このような場合は、オイルクーラーラインにトルコン太郎を接続することができません。

画像がオイルクーラーです。ホースはオイルホースでは無く、冷却水が流れているホースです。

そのため、オイルクーラーを取り外して

自作アタッチメントと付け替えします。

これで、トルコン太郎を使用して圧送交換が可能となります。
まだ少し時間がありますので、オプションでご依頼いただきましたトランスファーオイル交換をします。


トランスファーオイルは0.45リットルしか充填されていないため、排出が一瞬で終わってしまい画像に収めることができませんでしたが、劣化して茶色く変色しておりました。

ドレンプラグにはご覧の通り鉄粉の付着がありました。

きれいに洗浄して取付けます。

交換に使用するオイルは、パワークラスター・ギヤオイルスーパーレーシングに漆黒添加剤をブレンドしたオートサプライ鈴木オリジナルのギヤオイル漆黒スーパーレーシング75W-90です。
漆黒オイルについてはこちらをご覧ください。
※リンク先は漆黒仕様のエンジンオイルとなります。ギヤオイルは特注品のためメーカーHPには記載がありません。

フィラーから充填します。

漆黒オイルのため、フィーラーからあふれてくるオイルはご覧のような色合いですが、新品オイルです。
フィラープラグを締め付けしてトランスファーオイル交換完了です。
ATオイルパンのシールパッキンが落ち着いてきましたので、トルコン太郎を接続して初期補充を開始します。


オイルパンとオイルストレーナーを取り外した際に抜けた量は約4.0リットル

初期補充は、抜けた量+αで5.0リットルとなります。

初期補充とプレ洗浄はアイシンATFを使用します。

画像は、抜取り油と充填するアイシンATF新油の比較です。

初期補充の後、エンジンを始動すると、CX-5のATからトルコン太郎のクリーナーモニターへオイルが流れてきます。

新油との比較では、まだまだ黒く見えますが、

交換前の抜き取り油と比較すると、しっかりと赤味を帯びてきれいになっているのがわかります。

モニターにライトを当てて、鉄粉など異物の浮遊がないか確認します。

鉄粉などの浮遊はありませんでした。
このまま、30分間のクリーニングを実施します。
30分経過後、AT内部の洗浄を目的とした1回目の圧送交換を開始します。
ATFの使用量は10.0リットルです。




1回目の圧送交換が終わりました。

新油との比較です。

抜取り油と比較すると、まるで新油のようです。

ライトを当てて鉄粉や異物の浮遊がないか確認します。

プレ洗浄で新油と一気に入れ替わることで洗浄作用が働き、AT内部から剥がれ落ちた鉄粉や異物が流れてくる場合があります。
このまま30分間のクリーニングを実施します。
次の2回目の交換が最終の仕上げ交換になります。
トルコン太郎内のオイルを入れ替え準備します。

オーナー様の選択は、パワークラスターATFレーシング。

ポイント
パワークラスターATFの特徴は、独自の分子技術により高い保護性能と全域性能を確立し、低速から中速までスムーズでトルクフルなフィール、高回転でクリーンな伸び。
変速ショックの低減や伝達能力の向上、変速ギアの切り替わりのスピードの速さなど体感度抜群のATF/CVTオイルです。
ベースオイルにはコンプレックスエステルとアルキルナフタレンを採用した超高性能モデルです。
極圧性が高く、スポーツ走行などの長時間の高温状態にも耐久性をもたせ、伝達能力低下が原因で生じたトルク不足、燃費の悪化、レスポンスの悪化を蘇らせる特殊なブレンドオイルです。
市販品ATF/CVTオイルの最強ランクのオイルです。

当店一番人気のこのオイルは本当におすすめです。
交換直後から体感できますが、さらに500~1,000KMほど走行後に化けます。
新車の様な、もしくはそれ以上のトルクの伝達感、素早く滑らかなシフトフィーリングが楽しめるオイルです。
トルクとパワーのあるマツダクリーンディーゼル搭載車に最適なオイルです。

2回目の圧送交換の準備完了です。
30分のクリーニングを終え、最終交換スタートです。
パワークラスターATF使用量は、プレ洗浄と同量の10.0リットルです。




2回目の圧送交換が終了しました。

新油との比較です。
パワークラスターATFレーシングは無着色のため、洗浄に使用した赤色のアイシンATFと混ざりオレンジ色の仕上がりとなりますが、性能上の問題ま全くございません。

交換前の抜き取り油との比較です。

ここでも鉄粉や異物の浮遊がないか確認します。

フィルターが光り輝くほどの透明感に仕上がりました。

交換完了後のATF温度は49℃でした。

トルコン太郎を切り離す前に、フルードレベルを仮調整しておきます。
マツダ6ATのATF交換は100台以上施工していますので慣れた作業です。

アタッチメントを外す際に交換後のサンプルを採取します。

オイルクーラーはトルコン太郎のオイルが通らないため個別に洗浄します。

パーツクリーナーを使用してきれいになるまで洗浄します。

オイルクーラーOリングは交換必須です。

Oリングを装着して洗浄完了。

オイルクーラーの取り付け完了。

ATF圧送交換終了後は、強制冷却です。
なぜ、冷やすのか?
それは、ATFは温度によって体積が変わるからです。

出典:マツダサービスマニュアル
正確なフルードレベル調整を実施するためには、メーカーの指定する温度の時に、指定する量に調整する必要があります。

温度の確認には、外部診断機を使用します(画像は強制冷却前49℃)。
すでに規定温度となっておりますが、エンジンを回しながらフルードレベル調整をしますので、すぐに温度が上がり規定温度を超えてしまいます。
そのため規定温度以下まで冷却する必要があります。
強制冷却している間に、オプションでご依頼いただきましたデフオイル交換を実施します。


ドレンプラグを外しオイルを排出します。

ドレンプラグの鉄粉です。

きれいに洗浄します。

洗浄後はご覧の通りです。新品のガスケットを使用して取付けします。

交換に使用するオイルはトランスファーと同じパワークラスター・ギヤオイル漆黒スーパーレーシング75W-90です。

フィラーから充填します。

漆黒仕様オイルのためご覧の通りですが、新品オイルです。
デフオイル交換が終わってからも、しばらく冷却します。

ATF温度が32℃まで下がりましたのでエンジンを始動して温めていきます。
温度が上がるとオイルも膨張しますので、温度を上げながらレベルゲージをみてフルードレベル調整をしていきます。

メーカーの規定温度50℃になりました。

このときにレベルゲージのマーカのど真ん中に合わせます。
今回も完璧なフルードレベル調整ができました。
最初は難しい作業ですが、コツをつかむと正確にできるようになります。

Oリングを交換してレベルゲージを取り付けします。

ATF交換後は、初期化も忘れずに行います。

ATF交換、ビフォアー・アフター
ATF交換完了後は、走行試運転と外部診断機による故障コード確認。

当然ですが、問題ありません。

パワークラスターATFレーシングに交換後は、低速から中速までスムーズでトルクフルなフィール、高回転でクリーンな伸び、さらに変速ショックの低減や伝達能力の向上、変速ギアの切り替わりのスピードの速さなど、全てにおいて交換効果が発揮されております。

また、漆黒仕様のオートサプライ鈴木オリジナルギヤオイルもATF交換と合わせて駆動系のフリクションロスを極限まで下がり相乗効果を発揮します。

パワークラスターのオイルは交換直後の変化の他に500~1,000km程の走行で化けます。
オイルが各部に良く馴染み、コントロールコンピューターの自己学習ににより、まるで新車のような、もしくはそれ以上のフィーリングへと変化を体感することができます。

今回のブログは、マツダ CX-5 KF2P のトルコン太郎によるATF圧送交換とデフ・トランスファーオイル交換の様子でした。
CX-5だけでなく、ディーゼルエンジン、ガソリンエンジン、2WD、4WDに関わらずマツダ車の施工実績多数ございます。
そのすべての車種において、今回のブログ同様の作業が可能です。
マツダ車のトルコン太郎施工例はこちらをご覧ください。
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