トルコン太郎

【トルコン太郎】210系クラウンGRS214 ATF交換 東京都立川市から

埼玉県上尾市 トルコン太郎設置店 オートサプライ鈴木です。

今回のブログは、トルコン太郎を使用したATF圧送交換の様子をご紹介します。

 

ご紹介するお車は 平成29年式 GRS214 トヨタクラウンです。

トルコン太郎によるATFオイル全量圧送交換とAT洗浄・オイルパン洗浄・ストレーナー交換、デフオイル交換のご依頼です。

 

オートサプライ鈴木のトルコン太郎施工のため、東京都立川市よりご入庫いただきました。

東京都内からのご来店と、数あるトルコン太郎設置店の中から、オートサプライ鈴木をご指名いただきまして誠にありがとうございます。

 

現在の走行距離は、93,671KMです。

 

 

走行試運転と、外部診断機による故障コードチェックは良好です。

 

作業を開始します。

 

クラウンをリフトで水平に持ち上げます。

 

ATFは、交換履歴がありますので、今回で2回目になるそうです(前回の施工は他店で施工)。

 

ドレンプラグを外して、サンプルを採取します。

 

オイルが抜けましたら、オイルパンを取外します。

 

オイルパンを外すと、内部はこのようになっております。

 

 

汚れの激しいソレノイドをしっかり洗浄します。

 

その他、全体もしっかり洗浄します。

 

洗浄液をペーパーウエスで拭き取ります。

 

ご覧の通り、新品同様に洗浄ができました。

 

取り外したオイルパンとストレーナーです。

 

交換するストレーナーです。

 

新旧比較ですが、プラスチックボディーのため汚れ具合は分かりにくいですね。

 

吸い込み口をアップで見てみます。

 

使用後のフィルターは、やや赤黒くなっていました。

 

バルブボディ側の吸い込み口Oリングも新品に交換します。

 

新品のストレーナーをトルクレンチを使用してメーカー規定トルクで締め付けします。

 

ストレーナー交換終了です。

 

続いて、オイルパン洗浄作業です。

 

オイルパンには、AT内部で発生する鉄粉を回収するためのマグネットが装着されています。

 

指で鉄粉を一部除去してみます。

 

これが、走行距離9万KMの鉄粉付着量です。

 

マグネットを取り外して、オイルパン底部を拭き取ります。

 

オイルパン底部の汚れ具合は、このような感じです。

 

マグネットは新品交換します。

 

洗浄再生されたオイルパンにマグネットを取り付けます。

 

まるで新品のようなオイルパン。気持ちいいですね。

 

ガスケットも新品交換します。

 

オイルパン取り付けボルトも新品を使用します。

 

トルクレンチを使用して、メーカー規定値で締付します。

 

オイルパン装着完了です。

 

クラウンに搭載されているATは、オイルクーラーラインがないため、トルコン太郎の接続ができません。

 

しかし、オートサプライ鈴木では、車種に合わせてアタッチメントを自社制作しておりますので、問題なくトルコン太郎を接続して圧送交換をすることが可能です。

 

トルコン太郎を接続し、抜き取り油量+αのATF(新油)を充填します。

 

抜取り油と新油の比較です。

 

エンジンを始動すると、クラウンのAT内のオイルが、トルコン太郎のクリーナーモニターへ流れてきます。

 

抜き取り油と比較すると、赤味を帯びているのがわかります。

 

新油5.5リットルの洗浄作用で、30分間のクリーニングを実施します。

 

 

30分経過後、AT内部の洗浄を目的とした1回目の圧送交換を開始します。

 

 

 

 

1回目の圧送交換が終わりました。

 

新油と比較しても遜色ない程度までキレイになりました。

 

抜取り油と比較すると、まるで新油のようです。

 

新油の洗浄作用を使って30分間のクリーニングを行います。

 

次の2回目の交換が最終の仕上げ交換になります。

 

トルコン太郎内のオイルを入れ替えて、最終交換の準備をします。

 

オーナー様の選択は、パワークラスタ―ATFレーシング。

市販品ATFでは最強レベルのオイルです。

 

3.5リッターエンジンの強烈なパワーを、無駄なく伝達することが可能になり、発進加速は力強くなります。

 

また、同時に変速も大変スムーズになり、新車時のようになってしまうとも言える特別なオイルです。

 

 

1リットル4,400円とお高いオイルではありますが、当店一番人気のATFです。

 

 

1回目の圧送交換後、30分のクリーニングを終えました。

 

パワークラスターATFレーシングへの入れ替えとなる、2回目の圧送交換スタートです。

 

 

 

 

 

2回目圧送交換が終了しました。

 

今回使用したパワークラスタ―ATFレーシングは薄黄色※のため、洗浄に使用したATFが少量混合してオレンジ色の仕上がりとなります。

※製造ロットにより、色味は多少異なる場合があります。

 

きれいに交換ができました。

 

交換後は、フルードレベル調整です。

 

正確なフルードレベル調整を実施するためには、メーカーの指定する温度に正確に調整する必要があります。

 

理由は、ATFは温度によって体積が変わってしまうからです。

 

 

温度の確認には、外部診断機を使用します(画像は交換直後の温度で50.6℃)でした。

 

スポットクーラーを2機使用して、強制冷却をします。

 

この間、同時に依頼をいただきましたデフオイルの交換を実施します。

 

クラウンはFR車ですので、デフは後軸側にあります。

 

デフオイルも、交換歴があり2度目の交換となります(前回の交換は他店で施工)。

 

しかし、抜けたデフオイルは茶色く濁った色をしていました。

 

ドレンプラグには、ご覧の通りの鉄粉が付着していました。

 

これを見ると、デフオイルも定期的な交換が必要ですね。

 

ドレンプラグを洗浄してガスケットは交換します。

外したガスケットは画像のような社外品?の茶色いタイプでした。

当店では、画像手前のトヨタ純正品を使って交換します。

 

デフオイルもパワークラスタ―を使用します。

 

ギヤオイル・スーパーレーシング75W-90です。

ギヤオイルもハイエンドなスーパー高性能オイルを使用して交換します。

 

その効果は、デフギヤやベアリングの保護だけでなく、内部のフリクションロスが減り走りが軽くなります。

 

 

ほぼ透明でキレイなオイルです。

 

この後、ATFの温度が規定値になるよう調整してレベル調整をしました。

 

オーバーフローからサンプルを採取します。

 

ATF交換、ビフォアー・アフター

 

故障コード確認と学習値初期化を行います。

 

そして、走行試運転です。

 

発進から、強いトルク感を感じます。

 

変速も力強くスムーズになっています。

 

しかし、このATFの本領発揮は、500~1,000km程度走行した後になります。

オイルの馴染みと、ATコントロールコンピューターの自己学習が落ち着くと、さらに効果を体感していただくことが可能になります。

 

 

パワークラスタ―ATFレーシング。

 

純正や標準性能ATFとは、異次元の走りをお楽しみいただくことができます。

 

パワフルでスムーズ。

新車のような走りは、運転するのが楽しくなりますね。

 

 

今回のブログは、GRS214クラウンのトルコン太郎のATF交換とデフオイル交換の様子でした。

 

210系クラウンだけでなく、180系や200系、マジェスタなどの施工実績も多数ございます。

それらの車種はすべて、今回のブログ同様の作業が可能です。

 

その他のトヨタ車・トルコン太郎施工ブログはこちら
ATFの取扱種類も豊富にございます。

お気軽にお問い合わせ、ご依頼ください。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

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