埼玉県上尾市 トルコン太郎設置店 オートサプライ鈴木です。
今回のブログは、トルコン太郎を使用したATF圧送交換の様子をご紹介します。
ご紹介するお車は 非常にレアなお車になりますが、平成24年式 RE91S スズキキザシです。
トルコン太郎によるATFオイル全量圧送交換とAT洗浄・オイルパン洗浄・ストレーナー交換のご依頼です。
オートサプライ鈴木のトルコン太郎施工のため、埼玉県川口市よりご入庫いただきました。
数あるトルコン太郎設置店の中から、オートサプライ鈴木をご指名いただきまして誠にありがとうございます。
車両情報
車名 | キザシ | メーカー | スズキ |
型式 | CBA-RE91S | グレード | 標準 |
初度登録年月 | 平成24年10月 | 入庫時走行距離 | 65,609km |
走行距離は65,609kmです。
中古で購入のため、CVTオイル交換履歴不明のお車になります。
CVTオイル交換に伴い、オイルパン洗浄・ストレーナー交換を実施します。
走行試運転と、外部診断機による故障コードチェックは良好です。
レベルゲージからCVTオイルの量、汚れ具合を確認します。
オイル量、汚れ具合に問題はありません。
事前チェックが済みましたので、早速作業を開始します。
車両をリフトで水平に持ち上げます。
アンダーカバーを外して、ATFを排出します。
オイルパンからの抜取り油のサンプルを採取します。
オイルパンを取り外します。
オイルパンを外すと、内部はご覧のようになっております。
ストレーナーを取り外し、バルブボディを洗浄します。
パーツクリーナーを使用してバルブボディをしっかり洗浄します。
その他、全体もしっかり洗浄します。
洗浄液をペーパーウエスで拭き取ります。
ご覧の通り、キレイに洗浄ができました。
取り外したオイルパンとストレーナーです。
ストレーナーの新旧比較、左が使用後、右が新品です。
使用後のフィルターは、異物らしきモノが確認できます。
トルクレンチを使用して、新品のストレーナーをメーカー規定トルクで締め付けします。
オイルストレーナー取付完了
続いてオイルパン洗浄です。
オイルパンには、CVT内部で発生する鉄粉を回収するためのマグネットが装着されています。
鉄粉付着量を確認するため、鉄粉を指で一部除去します。
この程度の鉄粉付着量でした。
マグネットを外して、オイルパン底部を拭き取ります。
走行距離6万kmでも、汚れ具合はこの通りです。
洗浄後のオイルパンの様子です。新品のように黒光りしています。
取り付けした後は、見えなくなる部分ではありますが、手を抜くことなく新品同様になるまで洗浄します。
オイルパンを洗浄し、マグネットは新品交換します。
新品のようなオイルパンと新品マグネット。
オイルパン取り付けボルトも新品を使用します。
トルクレンチを使用して、オイルパンボルトをメーカー規定値で締付します。
ドレンプラグとガスケットも新品に交換してオイルパン工程が完了です。
いよいよトルコン太郎を接続して初期補充、圧送交換です。
トルコン太郎を接続します。
施工実績1,000台のノウハウがありますので、最適な箇所、方法で接続します。
オイルパンから抜けた量+αの新油を充填します。
画像は、抜取り油と新油の比較です。
初期補充の後、エンジンを始動すると、プラドのAT内のオイルが、トルコン太郎のクリーナーモニターへ流れてきます。
抜き取り油と比較すると、若干ですが透明度が増しているのがわかります。
黒くて濁っていますが、5リットル分の新油の洗浄作用はありますので、30分間のクリーニングを実施します。
クリーニング実施後、AT内部の洗浄を目的とした1回目の圧送交換を開始します。
1回目の圧送交換が終わりました。
抜取り油と比較すると、明らかにキレイになっているのが分かります。
新油の洗浄作用を使って30分間のクリーニングを行います。
次の2回目の交換が最終の仕上げ交換になります。
トルコン太郎内のオイルを入れ替え準備します。
オーナー様の選択は、パワークラスタ―ATFレーシング。
低速から中速までスムーズでトルクフルなフィール、高回転でクリーンな伸び。
変速ショックの低減や伝達能力の向上、変速ギアの切り替わりのスピードの速さなど体感度抜群のATF/CVTオイルです。
2回目の圧送交換の準備完了です。
30分のクリーニングを終え、最終交換スタートです。
2回目の圧送交換が終了しました。
新油の透明感が蘇りました。
ATF圧送交換終了後は、サービスマニュアルに記載されている油温でフルードレベルを調整します。
今回も、完璧なフルードレベル調整ができました。
ATF交換後は、故障コード確認も忘れずに行います。
CVTオイル交換、ビフォアー・アフター
当店人気ナンバーワンのパワークラスターATFレーシング。
CVTにも対応したハイパフォーマンスオイルです。
キザシのCVTとの相性も最高に良く、発進加速がスムーズかつ力強いものとなりました。
今回のブログは、トルコン太郎によるスズキキザシRE91SのCVTオイル交換の様子でした。
同型車にお乗りの方で、同様の作業のご依頼ご相談はお気軽にどうぞ!
最後までご覧いただきありがとうございました。
お客様の声をいただきました
お客様の声
お返事が遅くなりまして申し訳ございません。
2022.07末にスズキキザシのCVTオイルを交換していただきました。
生産台数が少ない車なので色々調べていましたがオートサプライ鈴木さんは実績有とのことで安心してお願いすることができました。
交換する前はMTモードにするとうなりが発生しており、シフトショックもありましたが交換してからは一切なくなりました。
2021.09に中古で購入したキザシでCVTオイル交換履歴も分からず、なおかつ2.4LのエンジンにジャトコJF011ECVTということで耐久性に不安があり、今回交換して本当に良かったと思っております。
交換後の説明も交換中の画像(写真)を用いて丁寧にしてくださり、本当にお客様の立場になって作業されているのだと実感しました。
ありがとうございました。
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- 車名・車種
- 現在の走行距離
- ミッションの種類(AT/CVT/その他)
- 不具合の有無
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- 使用するオイルのご希望
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