埼玉県上尾市 トルコン太郎設置店 オートサプライ鈴木です。
今回のブログは、トルコン太郎を使用したCVTオイル圧送交換の様子をご紹介します。
ご紹介するお車は 新車から間もない、令和3年11月登録 SK5 スバルフォレスターです。
トルコン太郎によるCVTオイル全量圧送交換とオイルパン洗浄・ストレーナー交換のご依頼です。
オートサプライ鈴木のトルコン太郎施工のため、千葉県習志野市よりご入庫いただきました。
数あるトルコン太郎設置店の中から、オートサプライ鈴木をご指名いただきまして誠にありがとうございます。
車両情報
車名 | フォレスター | メーカー | スバル |
型式 | 4BA-SK5 | グレード | |
初度登録年月 | 令和3年11月 | 入庫時走行距離 | 17,558km |
新車から1年経過の今回ご紹介するフォレスターの走行距離は17,558km。
この走行距離では、オイルパン洗浄・ストレーナー交換は省いても問題ないと思われますが、オーナー様のご要望により実施させていただきます。
いつものように作業前の事前チェックから始めます。
走行試運転、外部診断機による故障コードチェックは良好です。
車両をリフトで水平に持ち上げます。
今回作業させていただくフォレスターは、新型エンジン1800CCターボエンジン搭載車です。
CVTもリニューアルされて、以前のリニアトロニックCVTとオイルクーラーラインが異なりトルコン太郎接続方法も変わります。
オイルパンを分解する前に、接続確認をします。
現車にて、トルコン太郎が接続できることを確認できました。
施工実績1,000台のノウハウがありますので、最適な箇所、方法で接続します。
それでは、作業開始です。
ドレンプラグを外してCVTオイルを抜き取ります。
サンプル採取。
走行17,558KMですが、抜取り油はこんなに黒いです・・・。
オイルパンを取り外します。
オイルパンはアルミ製でした。
アルミは鉄と異なり、マグネットが付かないため、
マグネットは、ストレーナーに装着されていました。
ストレーナーを取り外して、CVT内部をしっかり洗浄します。
新品ストレーナーは箱入り(過剰梱包としか思えない)。
交換するオイルクリーナーマグネット
新旧の比較
左:使用後
右:新品
17,558kM使用後
新品
17,558KM使用後
新品
新品ストレーナーの取り付けします。
トルクレンチを使用してメーカー規定値にて締め付けしています。
ストレーナー交換完了です。
続いてオイルパンの洗浄です。
オイルパン底部の汚れ具合の確認をします。
走行17,558KMの汚れ具合はこの通り。
液体ガスケットを除去し底部もしっかり洗浄します。
液体ガスケットを塗布して取り付けします。
オイルパンもトルクレンチを使用してメーカー規定値で締め付けします。
ドレンプラグ・ガスケットも新品交換。
ドレンププラグをトルクレンチで締め付けすれば、オイルパン作業は完了です。
この後、液体ガスケットが落ち着くまで時間を置いてから作業再開です。
冒頭でご説明した通り、今回はトルコン太郎の接続は完了していますのでオイルを補充していきます。
今回の作業は、スバル純正CVTフルードリニアトロニック3を使用します。
抜取り油と新油の比較。
左:抜き取り油
右:新油
リニアトロニック3は、非常に濃い青色のため、モニター内のフィルターは良く見えませんが新油です。
初期補充は、オイルパンから抜けた量+αの新油を充填します。
初期補充の後、エンジンを始動すると、フォレスターのCVT内部のオイルがトルコン太郎のクリーナーモニターへ流れてきます。
抜き取り油と比較ですが、あまり変化を感じることができません。
それでも、5.5リットル分の新油による洗浄作用はありますので、このまましばらくクリーニングを実施します。
クリーニング終了後、13リットルを使用して圧送交換を開始します。
圧送交換が終わりました。
圧送交換が終わるとフォレスターのCVT内のオイルは、真ん中のクリーナーモニターへ流れてきます。
新油でも濃い青色のため、分かりにくいかもしれませんが、抜き取り油と比較すると深緑から濃青色に変わっているのが分かります。
新車から走行17,558KMですが、ご予約時はスタンダードプランの圧送交換2回でお受けしておりました。
作業を実施するとご覧の通り、1回の交換でキレイになりましたので、圧送交換はこれで終了にします。
左奥:新油
真ん中:抜き取り油
右手前:交換後
リニアトロニック3の新油(左奥のモニター)は濃青色で透明度が低いため、交換後のオイルもキレイになっているかどうか分かりにくいのが、このオイル(スバルCVTフルードリニアトロニック3)の欠点かもしれません。
圧送交換後は、トルコン太郎を切り離して、スポットクーラーを2機使用して強制冷却に入ります。
スバル車は、オイル量が非常に多いので冷却に時間がかかります。
診断機を使用して温度管理をする必要がありますが、こちらも1,000台の施工実績がありますので、最適な方法で正確な温度管理を実施しています。
正確に温度を合わせてオーバーフローによるレベル調整を行います。
メーカーの規定温度は35~45℃
今回も、完璧な温度管理によるフルードレベル調整ができました。
CVTオイル交換完了後は、走行試運転と外部診断機による故障コード確認を必ず行います。
走行試運転、故障コードチェックは問題ありません。
CVTオイル交換、ビフォアー・アフターです。
こんなにキレイになりました。
今回のブログは、新車登録から1年、17,558KMのスバルフォレスターSK5のトルコン太郎によるCVTオイル交換の様子でした。
フォレスターだけでなく、レボーグなどの現行型リニアトロニックCVTの施工も可能です。
お気軽にお問い合わせ、ご依頼ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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