エンジン洗浄機 ウインズ・マルチサーブ設置店のオートサプライ鈴木です。
前回のブログに続き、今回もKF型CX-5のエンジン洗浄の様子をご紹介します。
前回のブログをご覧になっていない方は、こちらからご覧ください。
今回は、ウインズ・マルチサーブを使用して、以下の洗浄を実施します。
- 燃料系・インジェクター洗浄
- タービン洗浄
- DPF洗浄
それでは、早速作業に入ります。
燃料系・インジェクターの洗浄からご紹介します。
燃料供給ホースを取り外し、マルチサーブのホースを接続します。
燃料ラインの汚れもリターンから回収されるため、途中にフィルターを装着しました(オートサプライ鈴木オリジナルです)。
マルチサーブ専用洗浄液、ディーゼル・システム・パージを使用します。
※この洗浄液は、マルチサーブ施工専用品のため単体での販売はされていません。
容量たっぷり1.0リットル使用します。
タイマーをセットしたら、エンジン始動。
アイドリングで洗浄液を循環させ、燃料ライン、燃料レール、パイプ、ポンプ、インジェクターを強力に洗浄していきます。
洗浄液が無くなると作業完了です。
続いて、タービン洗浄です。
こちらもマルチサーブ施工専用品のディーゼルターボサーブを使用します。
容量たっぷり1.0リットルをマルチサーブに注ぎます。
タイマーをセットして、エンジン始動です。
こちらは、噴射した洗浄液がタービンを強力に洗浄してきます。
洗浄液が無くなるまで洗浄して完了です。
燃料供給ホースを元通りに接続して、漏れ確認をします。
最後に、燃料系・インジェクター洗浄後に使用する添加剤、ウインズ・ディーゼルエクストリームインジェクタークリーナーを燃料タンクに入れます。
以上で、燃料系・インジェクター、タービン洗浄は完了です。
この洗浄を実施した後に走行試運転を行うと、体感レベルで違いが分かります。
エンジンがパワフルになり、スカイアクティブディーゼルらしい力強いトルクが復活します。
続いて、DPF洗浄をご紹介します。
DPF洗浄時に併用する添加剤、ウインズ・DPFレジェネレーターを燃料タンクへ入れます。
DPFの差圧パイプにマルチサーブのホースを接続します。
DPFとマルチサーブが接続されました。
マルチサーブ専用洗浄液、DPFクリーナーを使用します。
こちらも容量たっぷり1.0リットル。
1.0リットルの洗浄液を、数回に分けてDPFに全て流し込みます。
洗浄液を流し込んだ後は、15分間の洗浄タイムです。
洗浄液が充分に浸透させてエンジン始動。
エンジン始動から5分後にすすぎ液を流し込み、先ほどの洗浄液を排出します。
マルチサーブ専用、DPFフラッシュ。
DPFクリーナーのアルカリを中和します。
1.0リットルを流し込んだら、エンジン回転数を上げてクリーナーとすすぎ液を排出します。
DPF内部の状態が良かったためか、比較的きれいな泡が排出されてきました。
走行試運転で、DPF内部に残った洗浄液を排出してから強制再生を実施します。
マフラーから排出された泡はきれいにみえましたが、液化すると、うっすらと黒くなっていました。
洗浄前のデーターです。
PM堆積量は約4.0、排気ガス差圧が約1.0KPaでした。
DPF洗浄後は、PM堆積量、排気ガス差圧ともに0.0になりました。
DPF洗浄後の走行試運転では、排気ガスの抜けが非常に良くなり、スムーズかつ、パワフルなエンジンへと蘇りました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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