トルコン太郎

【トルコン太郎】クラウンGRS180 走行距離14万KMのATF圧送交換

平成17年式 クラウンアスリート GRS180

ATF圧送交換とオイルパン洗浄・ストレーナー交換のご依頼です。

 

埼玉県熊谷市からご入庫いただきました。

 

走行距離は145,367KM

特に不具合があるわけでなないですが、走行距離が距離だけにメンテナンス目的で今回の入庫になりました。

 

それでは、事前チェックからはじめます。

 

外部診断機をつないでの故障コードチェック

 

走行試運転へ。

 

作業前の事前チェックも良好です。

それでは作業に入ります。

 

リフトで車両を持ち上げて、周辺のカバー類を外します。

 

ドレンプラグからオイルを抜き取ります。

 

オイルが抜けたらオイルパンを外します。

 

ストレーナーとコントロールバルブボディです。

 

外したストレーナーとオイルパンです。

 

マグネットの鉄粉は少な目。

 

丁寧に洗浄します。

 

オイルパンとマグネットを新品のように再生しました。

 

ストレーナーを先に取り付けからオイルパンを取り付けます。

 

クラウン専用アタッチメントを取り付けてトルコン太郎と接続します。

 

4リットルの初期補充の後にエンジンをかけます。

クラウンのATとトルコン太郎のモニターをATFが循環します。

 

左のボトルは最初に抜いたオイルです。

モニター内部のATFはクラウンのAT内部に流れているオイルです。

4リットル分交換していることになりますが、ほとんどきれいになっていません。

 

それでは、ATFを全量入れ替えて内部の洗浄を行います。

1回目の圧送交換スタートします。

8リットルのATF交換が終わりました。

まだ黒っぽく見えます。

 

抜き取った廃油との比較。

先ほどよりはきれいになりました

 

新油と比較するとまだ黒いです。

このまましばらくAT内部の洗浄を行います。

洗浄が終わるとトルコン太郎の合図をしてくれます。

 

それでは2回目の圧送交換のスタートです。

2回目の8リットルのATF交換が終わりました。

内部のフィルターが見えるようになりました。

 

廃油との比較。

きれいに交換できました。

 

新油との比較です。

左のモニターが新油、右がクラウンのーAT内部を流れているATFです。

 

さすがはトルコン太郎ですね。

新油同然になってしまいました。

 

でも、これでお終いではありません。

 

ATFの温度をメーカー規定値に調整して、ATFの量を合わせる必要があります。

比較的難易度が高い作業ですが、いつもの作業ですので慣れました。

 

外部診断機と車両の機能を組み合わせて油温を検知して調整します。

 

 

ATF交換に合わせてリヤデフオイルの交換をしました。

 

リヤデフです。

 

ATFほどは真っ黒にはなりませんが、デフオイルとしては汚れています。

 

ドレンプラグには鉄粉回収のマグネットがあります。

これだけの量が付着していました。

 

丁寧に洗浄して、新品ガスケットを介してメーカー規定トルクで締め付けします。

 

フィラープラグから新油を補充します。

 

交換には合成油のワコーズギヤオイルを使用しています。

ワコーズのギヤオイル2種類を在庫していますがので、ほぼすべての車種をカバーしています。

 

ATF交換とデフオイル交換の様子を動画にしてみました。

【注意】動画は音がでます。音量に注意してください。

 

ATF交換・デフオイル交換に関するお問い合わせはお気軽にどうぞ。

 

ATF交換の数日後、エンジン吸気系ドライアイス洗浄で再度入庫していただきました。

その時の作業のようすはこちらからご覧ください。

 

 

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