トルコン太郎

【トルコン太郎】アクセラBM2FP 走行距離10万KM超えのATF圧送交換 福島県いわき市から

埼玉県上尾市 トルコン太郎設置店 オートサプライ鈴木です。

今回のブログは、トルコン太郎を使用したATF/CVTオイル圧送交換の様子をご紹介します。

 

ご紹介するお車は 平成30年式 BM2FP マツダ アクセラセダンです。

トルコン太郎によるATFオイル全量圧送交換とAT洗浄・オイルパン洗浄・ストレーナー交換、エアコンガスクリーニングのご依頼です。

 

オートサプライ鈴木のトルコン太郎施工のため、福島県いわき市よりご入庫いただきました。

遠方からのご来店と、数あるトルコン太郎設置店の中から、オートサプライ鈴木をご指名いただきまして誠にありがとうございます。

 

現在の走行距離は103,429KMでです。

 

 

走行試運転と、外部診断機による故障コードチェックは良好です。

 

作業を開始します。

 

アクセラをリフトで水平に持ち上げます。

 

アンダーカバーを外して、ATFを排出します。

 

サンプルを採取します。

 

オイルパンを取外します。

 

オイルパンを外すと、内部はこのようになっております。

 

汚れの激しいソレノイドをしっかり洗浄します。

 

その他、全体もしっかり洗浄します。

 

洗浄液をペーパーウエスで拭き取ります。

 

ご覧の通り、新品同様に洗浄ができました。

 

取り外したオイルパンとストレーナーです。

 

交換するストレーナーです。

 

新旧比較ですが、プレスチック製のため汚れ具合は分かりにくいですね。

 

吸い込み口をアップで見てみます。

 

すると、使用後のフィルターは、汚れ具合がはっきりと分かります。

 

こちら新品はきれいです。

 

新品のストレーナーをトルクレンチを使用してメーカー規定トルクで締め付けします。

 

 

オイルパンには、AT内部で発生する鉄粉を回収するためのマグネットが装着されています。

 

指で鉄粉を一部除去してみます。

 

これが、走行距離10万KMの鉄粉付着量です。

 

オイルパンとマグネットは新品交換します。

 

新品は気持ちいいですね。

 

オイルパン取り付けボルトも新品を使用します。

 

トルクレンチを使用して、メーカー規定値で締付します。

 

オイルパン装着完了です。

 

液体ガスケットが落ち着くまで時間をおいてからオイル充填となります。

 

アクセラに搭載されているATは、オイルクーラーラインがないため、トルコン太郎の接続ができません。

 

しかし、オートサプライ鈴木には、自社製作したアタッチメントがありますので、問題なくトルコン太郎を接続して圧送交換が可能です。

 

オイルクーラーを取り外します。

 

 

アタッチメントを装着して、トルコン太郎を接続します。

 

オイルパンから抜けた量+αの新油を充填します。

 

抜取り油と新油の比較です。

 

初期補充の後、エンジンを始動すると、アクセラのAT内のオイルが、トルコン太郎のクリーナーモニターへ流れてきます。

 

抜き取り油と比較すると、赤味を帯びているのがわかります。

真っ黒というレベルですが、5リットル分の新油の洗浄作用はありますので、30分間のクリーニングを実施します。

 

30分経過後、AT内部の洗浄を目的とした1回目の圧送交換を開始します。

 

1回目の圧送交換が終わりました。

 

新油と比較すると、まだ少し黒っぽく見えますが、

 

抜取り油と比較すると、まるで新油のようです。

 

新油の洗浄作用を使って30分間のクリーニングを行います。

 

次の2回目の交換が最終の仕上げ交換になります。

 

トルコン太郎内のオイルを入れ替え準備します。

 

オーナー様の選択は、ワコーズATFプレミアムS。

 

動力伝達性とスムーズな変速を高次元で両立したハイパフォーマンスオイルです。

 

1リットル3,410円と安くはありませんが、このクラス価格帯オイルの中では、当店一番人気のATFです。

 

2回目の圧送交換の準備完了です。

 

30分のクリーニングを終え、最終交換スタートです。

 

2回目の圧送交換が終了しました。

 

ワコーズATFプレミアムSは薄黄色のため、洗浄に使用した赤色のアイシンATFと混ざり、オレンジ色の仕上がりとなります。

 

多少赤味を帯びた仕上がりとなりますが、きれいに交換ができましたので、ATFプレミアムSの性能は、ほぼ100%発揮できますのでご安心ください。

 

ATF圧送交換終了後は、強制冷却です。

 

ATFは、温度によって体積が変わります。

そのため、正確なフルードレベル調整を実施するためには、メーカーの指定する温度に正確に調整する必要があります。

 

温度の確認には、外部診断機を使用します(画像では34.51℃)。

 

規定温度の50℃になりました。

 

レベルゲージマーカーのど真ん中に合わせてあります。

これが、意外と難しいのです。

 

ATF交換、ビフォアー・アフター

 

ATF交換完了後は、走行試運転と外部診断機にょる故障コード確認。

当然ですが、問題ありません。

 

動力伝達性とスムーズな変速を高次元で両立した「ワコーズATFプレミアムS」。

 

純正や標準性能ATFとは、異次元の走りをお楽しみいただくことができます。

パワフルでスムーズ。

新車のような走りは、運転するのが楽しくなりますね。

 

さて、ATF交換のお次は、エアコンガスクリーニングです。

カーエアコンガスステーション PS134+

 

車のエアコンガスは、気が付かない間に、少しずつ漏れていきます。

ガスが漏れると、当然エアコンの効きは悪くなります。

 

しかし、新車からお乗りになっている場合などは、気が付きにくいものです。

気が付いた時には、手遅れになっている場合もありますので、数年に1回は、このうような施工の実施をおすすめしております。

 

エアコンガスクリーニングの際は、コンプレッサー添加剤も一緒に充填します。

 

コンプレッサーのフリクションロスを減らし、エアコンの効きや燃費が良くなるという商品です。

 

新車時のエアコンガス充填量は490グラム。

 

回収できた量は290グラム。

約6割ほどに減ってしまっています。

 

回収したエアコンガスは、高純度にクリーニングされ、不足分は新品ガスを足して、新車時の充填量の490グラムに充填を実施しました。

 

エアコン吹き出し口温度は4.6℃になりました。

 

今回のブログは、BM2FP アクセラセダン のトルコン太郎のATF交換と、エアコンガスクリーニングの様子でした。

 

アクセラだけでなく、CX-5やアテンザでの施工実績も多数ございます。

マツダスカイアクティブ-D2.2エンジン搭載車であれば、今回のブログ同様の作業が可能です。

 

ATFの取扱種類も豊富にございます。

お気軽にお問い合わせ、ご依頼ください。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

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