トルコン太郎

【トルコン太郎】走行少ないトヨタルーミーのCVTオイルの圧送交換

埼玉県上尾市 トルコン太郎設置店 オートサプライ鈴木です。

今回のブログは、トルコン太郎を使用したCVTオイル圧送交換の様子をご紹介します。

 

ご紹介するお車は 令和5年式 トヨタ ルーミー 4WD M910A です。

トルコン太郎によるCVTオイル全量圧送交換とCVT洗浄・オイルパン洗浄・ストレーナー交換とトランスファオイル交換、デフオイル交換のご依頼です。

 

オートサプライ鈴木のトルコン太郎施工のため、群馬県渋川市よりご入庫いただきました。

数あるトルコン太郎設置店の中から、オートサプライ鈴木をご指名いただきまして誠にありがとうございます。

車両情報

車名 ルーミー メーカー トヨタ
型式 5BA-M5BA-M910A グレード カスタムG
初度登録年月 令和5年 入庫時走行距離 25,220km

 

現在の走行距離は25,220km

 

新車から、1年7か月で走行距離25,220kmです。

 

走行距離は、まだ少ないですが、お客様のご要望でオイルパン洗浄・ストレーナー交換も合わせて実施します。

 

 

事前チェック

走行試運転と、外部診断機による故障コードチェックは良好です

 

レベルゲージにて、CVTオイルの量、汚れ具合を確認

ペーパーウエスに付着したオイルを見るとピンク色をしていますのでキレイな状態かと思われます。

 

事前チェックが済みましたので、早速作業を開始します。

 

CVTオイル交換

車両をリフトで水平に持ち上げます

 

アンダーカバーを外して、CVTオイルを排出します

 

オイルパンからの抜取り油のサンプルを採取します

 

オイルパンを取り外します

 

オイルパンを外した内部の様子です

 

ストレーナーを取り外します

 

 

ソレノイドには鉄粉が付着していますので、パーツクリーナーで洗浄します。

洗浄後、ソレノイドの色が変わったのが分かりましたでしょうか

 

 

ソレノイドだけでなく、全体もしっかり洗浄します

 

洗浄液をペーパーウエスで拭き取ります

 

ご覧の通り、新品のようになりました

 

 

新旧比較、左が使用後、右が新品です

 

吸い込み口は赤黒くなっていました

 

Oリングも新品に交換です

 

新品のストレーナーを取り付けました

 

続きましてオイルパンの洗浄です

 

オイルパンには、AT内部で発生する鉄粉を回収するためのマグネットが装着されています

 

鉄粉付着量を確認するため、鉄粉を指で一部除去します

 

走行距離25,220kmですが、想像以上に鉄粉が付着していました

 

マグネットを外して、オイルパン底部を拭き取ります

 

オイルパン洗浄を実施してよかったと思いました

 

オイルパン内部を丁寧に洗浄すると、まるで新品のようになりました

 

取り付けした後は、見えなくなる部分ではありますが、手を抜くことなく丁寧に洗浄しています

 

マグネットは新品に交換します

 

ガスケットは当然新品交換です

 

ボルトも新品を使用します

 

トルクレンチを使用して、オイルパンボルトをメーカー規定値で締付します

 

ドレンプラグも新品に交換してトルクレンチで締付します

 

オイルパン装着完了です

 

 

トルコン太郎を接続して初期補充、圧送交換です

 

トルコン太郎を接続します

 

施工実績1,000台のノウハウがありますので、最適な箇所、方法で接続します。

 

圧送交換の前に初期補充です。

 

今回の作業で使用するCVTオイルはトヨタ純正CVTフルードFEです

 

お車がまだ新しいため、メーカーの新車保証があと約3年あります。

社外のCVTオイルを使用してしまうとメーカーの新車保証が無効になってしまうことがあるため純正オイルを使用するプランで承りました。

 

 

オイルパンから抜けた量+αの新油を充填します。

 

画像は、抜取り油と新油の比較

 

事前チェックの際にレベルゲージで確認した時はキレイなピンク色に見えましたが、抜き取り油サンプルと新油を比較すると想像以上に汚れていたことに気が付きます。

 

4.0リットルの初期補充の後、エンジンを始動します

 

ルーミーのCVT内のオイルが、トルコン太郎のクリーナーモニターへ流れてきます。

 

抜き取り油との比較

 

4.0リットルの新油を使って交換しましたが、あまりキレイになっていません。

 

ライトを当てても透明感はありません

 

それでも、4.0リットル分の新油の洗浄作用はありますので、30分間のクリーニングを実施します。

 

30分経過後、CVT内部の洗浄を目的とした1回目の圧送交換を開始します。

1回目の圧送交換が終わりました

 

左側の新油モニターと比較するとまだ黒味が残っていますがキレイになってきました

 

抜取り油と比較すると、一目瞭然です

 

ライトを当てると新油のようなにキレイ

 

新油の洗浄作用を使って30分間のクリーニングを行います

 

次の2回目の交換が最終の仕上げ交換になります。

 

30分のクリーニングを終え、最終交換スタートです。

 

2回目の圧送交換が終了しました

 

抜取り油との比較

 

ライトを当てるとCVTオイルが光り輝いております

 

 

左モニターは新油、ボトルは抜取り油、右モニターは交換後のルーミーのCVTオイルです

 

 

 

交換終了後は、トルコン太郎を切り離し温度を合わせて油量調整です

 

油量調整になぜ、温度が関係あるのか?

それは、オイルは温度によって体積が変わるからです。

 

正確なフルードレベル調整を実施するためには、メーカーの指定する温度の時に、指定する量に調整する必要があります。

 

メーカーのサービスマニュアルの記載

トヨタのマニュアル

  • トランスアクスルASSYを完全暖機状態の油温(70 to 90°C)にする。
  • パーキング ブレーキをかける。
  • ブレーキ ペダルを踏み込み、アイドル回転状態でシフトレバーを各ポジションにゆっくり一巡させた後、Pポジションに戻す。
  • アイドル回転状態でトランスミッション オイルレベルゲージを抜き、CVTフルードを布で拭き取り、エアを吹きかけ糸クズなどを取った後、再度挿入してCVTフルードがトランスミッション オイルレベルゲージの[HOT]の範囲にあるかを点検する。

※トヨタサービスマニュアルより出典

 

オイルレベルゲージの[HOT]の範囲の定義は以下のイラストになります。

※トヨタサービスマニュアルより出典

 

トヨタのサービスマニュアルでも、油量が意外とアバウトですが、オートサプライ鈴木では、指定温度の70~90℃のちょうど真ん中の温度である80°に合わせて、[HOT]の範囲のちょうど真ん中に合わせています。

 

これがオートサプライ鈴木のコンセプトである「正確、丁寧な作業できれいな仕上がり」の作業となります。

 

 

ATF交換完了後は、走行試運転と外部診断機による故障コード確認。

当然ですが、問題ありません。

 

 

ATF交換、ビフォアー・アフター

 

 

トルコン太郎と記念撮影

 

トランスファオイル交換、デフオイル交換

こちらのルーミーは4WDのため、CVTオイル交換と合わせてトランスファ、デフオイル交換もご依頼いただきました。

トランスファオイル交換

 

デフオイル交換

 

 

 

今回のブログは、M910A ルーミーのトルコン太郎でCVTオイル圧送交換とトランスファオイル、デフオイル交換をご紹介いたしました。

 

ルーミーだけでなく、兄弟車の「トヨタ TANK」 や OEM元車両の「ダイハツ トール」でも同様の作業が可能です。

ご依頼、ご相談はお気軽にどうぞ。

 

最後までご覧いただきありがとございます。

 

 

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以下の情報をお聞きしますので、車検証のご用意をお願いします。
1~5は、車検証に記載がある項目です。

  1. 初度登録年月
  2. 車台番号
  3. 型式
  4. 型式指定番号(5桁の数字)
  5. 類別区分番号(4桁の数字)
  6. 車名・車種
  7. 現在の走行距離
  8. ミッションの種類(AT/CVT/その他)
  9. トルコン太郎ご依頼の理由・目的
  10. 使用するオイルのご希望

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