平成20年式 マツダプレマシー CREW

ブレーキリフレッシュ整備のご紹介です。

 

実施するブレーキリフレッシュ整備

  • ブレーキパット交換
  • ディスクローター研磨
  • ブレーキキャリパーオーバーホール
  • ブレーキフルード交換

 

 

現在の走行距離は76,224KM。

 

現状でブレーキ効きが悪いとか、調子が悪いなど不具合は一切ありません。

 

新車登録から11年経過しましたので、一度も実施していないブレーキキャリパーのオーバーホールを実施することになりました。

 

同時にブレーキパット交換とディスクローターの研磨も実施します。

 

 

走行試運転の事前チェックの後、タイヤを外してブレーキを分解していきます。

 

フロント側から作業を開始します。

 

フロント側のブレーキです。

一般的なディスクブレーキの構造です。

 

 

キャリパーを取り外します。

 

内側のパットはキャリパーに付いた状態で外れます。

 

ディスクローターは外側よりも、見えない内側の方がサビの進行が早いので注意が必要です。

 

こちらは外側です。

ホイールのすき間から目視で点検できますが、レコード盤のように筋が目立ってきたら研磨が必要になります。

 

ディスクローターを取り外します。

 

 

スター社製ディスクローター研磨機「オートディスクグレース」にディスクローターをセットして研磨開始です。

 

レコードのように筋が付いてしまったディスクローターでも平滑に研磨できる優れた研磨機です。

 

1枚目の研磨が終わりました。

 左:ビフォア 右:アフター

 

レコード盤の筋がきれいに消えました。

 

フロント側2枚、研磨終了です。

 

つづいてリヤブレーキを分解します。

 

リヤ側のブレーキも一般的なディスクブレーキです。

 

キャリパーを取り外します。

 

ブレーキパットの残量は充分です。

 

少しもったいないですが、ローター研磨にあわせてパットは新品に交換します。

 

プレマシーから取り外されたリヤ側のディスクローターです。

 

フロントよりもリヤの方が摩耗が激しいです。

 

あと一歩摩耗が進行していたら交換が必要になるところでした。

 

こちらもオートディスクグレースで研磨開始です。

 

1枚目の研磨が終わりました。

左:アフター 右:ビフォア

 

きれいに研磨ができました。

 

リヤブレーキ・ディスクローターの研磨終了です。

 

 

つづいて、キャリパーのオーバーホールです。

 

 

ブレーキのキャリパー内部には、ブレーキ油圧を受けるシールとシリンダ内部に水や異物が侵入しないようにカバーが装着されています。

 

 

いずれの素材もゴムですので劣化します。

 

劣化すれば最悪の場合で、ブレーキの効きが悪くなったり、効きっぱなしなったりと安全に支障をきたすことなります。

 

 

新車から10年を目安にオーバーホールをおすすめしております。

 

 

キャリパーからピストンを抜き取ります。

幸い錆は少なく状態は良好です。

 

こちらはリヤ側です。

左側のキャリパーに軽度の錆が見受けられますが問題ないレベルです。

 

全てのキャリパーの分解が終わりました

 

フロントキャリパーのシリンダー内部です

 

こちらはリヤキャリパーのシリンダー内部です

 

どちらのシリンダーも内部の錆は問題ありませんでした。

 

 

錆が進行してしまうとキャリパーやピストンの交換が必要になります。

 

そうなる前にオーバーホールをしておくことがブレーキの故障予防に有効です。

 

高圧洗浄機を使用してキャリパーに付着した汚れや古くなったグリスを洗い流します。

 

洗浄が終わり、全てのパーツがきれいになりました。

 

キャリパーの組み立ては、ゴム部品専用のグリスを塗布して慎重に丁寧に行っています。

 

つづいてブレーキパットの交換です。

 

プレマシーから取り外されたブレーキパットです。

 

フロント側ブレーキパット

 

残量は約4.0mm

交換時期に入ったところです。

 

リヤ側ブレーキパット

 

こちらの残量は約7.0mm。

交換が必要な残量ではありませんが、今回はディスクローター研磨と合わせて交換になりました。

 

交換するブレーキパットはこちら

ディクセル製 エクストラスピード(ES)

 

ハイウェイ、ワインディングでのスポーツドライビングで発揮するワンランク上の制動力と耐熱性。

高温域でも安定した制動力をキープ。

しかもエコノミーな商品です。

 

同社製エクストラクルーズ(EC)よりもスポーツ性、耐熱性が向上しています。

※市街地での一般走行がメインの場合はエクストラクルーズ(EC)をおすすめします。

 

ディクセルのブレーキパットには専用の消音グリスが付属しています。

 

まずは研磨したローターを組付けします。

 

ブレーキパットに専用消音グリスを塗布して

 

ブレーキパットとキャリパーを組付けます。

 

新品のブレーキパットと新品同様に再生されたディスクローター。

見た目から美しい仕上がりです。

 

 

つづいてリヤ側の組付けです。

 

ディスクローターとグリスを塗布したブレーキパットを組付け

 

キャリパーを組付け

 

リヤ側もフロント側同様、新品ブレーキパットと新品同様に再生されたディスクローターです。

こちらも当然美しい仕上がり。

 

ブレーキの組付けが完成したらブレーキ配管内に混入しているエアーを除去するための作業です。

通常「エア抜き」と呼ばれる作業でブレーキオイル交換になります。

 

エンジンルーム内のブレーキリザーバータンクに新品ブレーキオイルを補充しながら行います。

 

フロント側のブレーキキャリパーから、配管内に残った古いオイルとエアーを抜いて、新品ブレーキオイルと交換します。

 

リヤ側のブレーキキャリパーからも同様に行います。

 

ここまでで、今回のブレーキメンテナンス作業は終了です。

 

さて走行試運転です。

 

ブレーキの効きがかなり良くなっていそうにも思われます。

 

しかし、ブレーキパットとディスクローター交換直後のブレーキは、100%の効きが発揮されません。

 

ブレーキパットとディスクローターのあたり付け作業、すり合わせ作業が必要です。

 

あたり付けと言っても特別なことはしません。

付近を走行して、適度にブレーキを作動させて徐々にすり合わせをするだけの作業です。

 

このあたり付け作業で、効きは70~80%程度になりますが、すぐには100%になりません。

その後のならし運転により徐々に100%に近付いていきます。

 

効きが100%発揮されるようになると、ブレーキリフレッシュ前のよりも圧倒的に効きが良くなります。

 

お客様にお引渡し時には、100%の効きが発揮されていませんが、その後のならし運転でポテンシャルを100%発揮できるようになります。

 

今回ご紹介したブレーキリフレッシュ作業

  • ブレーキパット交換
  • ディスクローター研磨
  • キャリパーオーバーホール
  • ブレーキフルード交換

10年10万KMのお車にはおすすめの作業です。

 

 

 

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